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中国旅行記 Day1 北京到着

私は現在、就職活動を終え、大学も卒業単位をほとんどそろえており、暇な人間である。そのためアルバイトに励み、そのお給料で海外旅行に行きまくる、という生活をしようと考えている。そして、その第一弾に選んだのが中国だ。今はビザが無いといけず、ほとんどの日本人が行かない、近くて遠い国である。しかし、行きづらい一方で、やはり観るものはいくらでもある国である。そんな中国にチャレンジのつもりで行こうと決意したのである。
今回は私の2週間の中国一人旅の模様を書いていきたいと思う。


中国入国

私は今回、関西空港から中国東方航空を利用し、北京に降り立った。
まず、半年ぶりに訪れた関西空港の変わりように驚いた。以前は店も少なく、無機質でどこか寂しい雰囲気だったが、大改装を経て、多くのお店がひしめく賑やかな空間に変わっていた。まるで海外の国際空港のようだ。

飛行機はA320。3列シート×2の配置で国内線レベルのサイズで、座席にスクリーンも付いていなかった。しかし、機内食は提供された。焼きそばは塩辛くてあまり美味しく無い。

機内食。ビールはぬるかった。

飛行機の中はほとんどが中国人で、日本人はおそらく自分だけ。他に白人のカップルが1組いただけだった。実際、空港到着後に外国人用のゲートに歩いて行く人はほとんどいなかった。

外国人は自分で自動の指紋登録機に指紋を登録しなければならない。その機械も30台ほど並んでいるが、指紋をスキャンしているのは自分だけだった。しかし、後で指紋をもう一度スキャンされたので意味があったのかはわからない。入国審査も一人だけだったので、係員が付きっきりでやり方を教えてくれた。少し日本語ができる人で助かった。無事スタンプを押されて入国。

市内への移動に一苦労

大興国際空港は3年前にできた新しい空港で、とても綺麗だった。しかし、大きな空港にもかかわらずあまり使われていないようで、寂しい雰囲気がした。外国人で賑わう関空とは対照的かもしれない。

まず、空港鉄道の自動券売機に行くが、中国の身分証がいるらしい。有人のカウンターに行くと売ってもらえた。しかし、何よりも面倒なのが、改札の前に荷物検査があることである。さすが中国、すごいセキュリティである。改札では顔写真を撮影して通過。

空港鉄道(大興机場線)は空港同様、綺麗で快適だった。20分ほどで草桥駅に到着。ここでも有人カウンターまで行って切符を購入。片道切符しか買えないようだ。そのまま地下鉄10号線を目指すのだが、駅がありえないほど広い。乗り換えだけでかなり歩かされた。

とんでもなく広い地下鉄駅

2回乗り換えでホテルへ。北京の地下鉄は割と綺麗で、ソウルの地下鉄に雰囲気が似ている気がする。空港からの移動にここまで疲れた国は初めてである。

晩ご飯

到着が9時を回っていたこともあり、ホテルが北京駅のすぐ近くなので、北京駅にあるチェーン店で北京初の食事をとった。李先生、という店らしい。あまり雰囲気は良くないが、駅中のチェーン店なのだからこんなものだろう。

牛腩饭を注文。35元。中国語では口語になるとお金の単位の元が块になるのが面白い。全く期待していなかったが、めちゃくちゃ美味しい。牛肉の野菜の醤油煮がかかったご飯なのだが、上品で優しい味付けの中にスパイスが少し効いていて非常に美味しい。個人的には中国の少しパサパサしたお米が好きなのでとても美味しかった。

チェーン店なのに美味しい

疲れたし、明日は朝から動きたいので、今日は早く寝よう。晩安。

北京駅前には座り込んでいる人がたくさん


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