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旧帝大に現役合格した我が子を見て振り返る。中学受検のメリットとリスク

子供の大学受験に伴走しました。
公立中高一貫校に合格した我が子に大きな影響を与えたのは、身近な先輩が難関大学や医学部医学科に合格していく姿を間近で見られたこと。

勝利を追いかけ、共に汗を流した先輩たちが、部活引退後に“受験モード”にスイッチを切り替える姿、そして難関大学や医学部医学科に進学していく姿に「未来の自分の姿」を重ねていたようです。

憧れの大学に合格した先輩が愛用していた参考書を譲り受け、とても嬉しそうにしていました。
リレー走者が “バトン”を受け取ったかのように一心不乱に走り続け、自らも現役で旧帝国大学に合格できたのは、本人にとって公立中高一貫校の環境が、まさにメリットの多い場所だったからこそだと思います。

中学受検は小3の2月スタートが一般的

2月に入りました。
中学受検では、小3の2月に通塾を開始するのがスタンダードと言われます。


~なぜ、小3の2月スタートがよいと言われるのか~

小4は準備運動。
小5では試験に出るような応用問題が解けるように大量の問題を問く。
つまり筋トレ。
小6は試合を想定した練習。
志望校を決めて、それに合わせた問題をやる実践練習で、
試験当日は本番の試合という位置付け。


中学受検のメリット

中学受検にチャレンジするとなると、遊びたい気持ちを抑えての塾通い、そして習いごとをやめる必要も出てきます。
母親のサポートも必要である上、経済的負担もかなり大きいです。


これまでの生活と天秤にかけ、

「これから中学受検に挑戦するか」
また
「本当にこれからも続けるか」

迷っているご家庭も多いと思います。

公立中高一貫校に進学後から旧帝国大学合格までの日々を振り返り、
私が感じた中学受検のメリットとリスクをお伝えします。
最終学歴は「大学」です。
「二華中人気」に乗るのは危険ではないのでしょうか。

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