フリーランスに必要なのは「営業力」だ
会社を卒業し、フリーランスになって2年目。
会社勤めしてた頃よりも、たくさん休んで、たくさん稼いで、たくさん妻や友人と時間を共有しながら、そこそこ満足のライフスタイルを送っています。
・ フリーランスになりたいけど自信がない
・ フリーランスとして受注数を上げたい
そういった方に向けて、「営業力」の重要性や「営業力の高め方」について紹介していくので、良かったら最後まで読んでみて下さい!
フリーランスの7割は年収200万円以下
「好きを仕事に」「まだ東京で消耗してるの?」「会社員はオワコン」という言葉が、数年前からSNSで飛び交った影響からか、フリーランス人口はここ数年で、大きく伸びました。
ちなみに夢をみて飛び込んだ「フリーランス」という働き方で、稼げている人は一体どのくらいいるのでしょうか。
この【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版によると、約7割の年収が200万円以下、約9割が年収400万円以下だということが分かります。
自由で華やかに見えるフリーランスという働き方も、思っているほど甘くはない、ということですね。
フリーランスにとって最大の敵は自分
フリーランスの年収400万円をボーダーラインとして見たとき、上位10%と下位90%を分ける最大の要因は【自己管理能力の差】です。
・ 商流で中間マージンが抜かれる仕組み
・ 業務委託契約という雇用形態
・ 稼げてくると法人成りする
もちろん、これらの要因があることも承知しています。ただ、圧倒的に「営業してない」フリーランスが多いです。
まずは「油断」と「傲慢さ」を捨てよう
ここで、フリーランスが自己管理ができなくなって、営業活動をしなくなる理由を考えます。原因は大きく分けて2つではないでしょうか。
1つは、仕事が入った瞬間に生じる「油断」、もう1つは、他者に評価されることから逃げる「傲慢さ」です。
僕は、仕事が入った瞬間こそ営業、仕事で忙しいときこそ営業、と思って活動しています。
その恩恵か、緊急事態宣言下によって、多くの仕事を失ったものの、1〜4月は月収を落とさず、5月には7桁の売上をあげる事ができました。
「油断」と「傲慢さ」をさっさと捨てましょう。
営業する時間を確保してますか?
自己管理を保つためのマインドセットができたら、次は営業活動のための時間を確保します。
僕は独立当初、深夜の日雇いバイトをしながら、日中はとにかく企業や案件に売り込みをしていました。
まさか自分が夜な夜な、何千個というパンにごまをつける仕事をするなんて、夢にも思いませんでしたが、意外とセンスがあるようで、あやうくレギュラーにされるところでした。笑
他にも、土日は企業が休みなので、日雇いでプラカード持って立っとく仕事やホテルの清掃などで生活費を稼ぎ、家族に迷惑をかけないように新規開拓しまくりました。
それくらい営業活動をするための時間を確保することは、重要です。
実績がないからこその戦い方がある
「実績がないから…」と躊躇している方は、戦おうとしているフィールドが間違っています。
実績が少ないなら、賭けてもらえる人材になれるかどうかで勝負しましょう!
人間は感情的な動物と言われ、スキルや実績で評価しているだけではなく、むしろ最終的には感情で判断している、といっても過言ではありません。
実績がまだ足りない、とわかっているなら、感情的に一緒に仕事をしたいと思われる人材になることが、営業力アップの近道です。
そのために必要なことを、いくつかご紹介します。
①相手に興味を持って質問
事前に会社情報を調べて疑問を持ったり、目の前の相手を知るための質問をぶつけるようにしましょう。なんで?どうして?と知ろうとする姿勢は誰にとっても好印象です。
②相手のニーズをどう満たせるか考える
相手が募集や会って話してくれているのには、必ず理由があります。なにかしらニーズがなければフリーランスと会ったりしません。それを早めに引き出して、自分がどう満たせるか考えて伝えましょう。
③未来について確信的に語る
過去(実績)で語れるものはないので、将来自分がいかに役に立てるのか、どういう人間になっているのかを語れると完璧です。そうだったらいいな〜ではなく、確定している未来であると語りましょう。もちろん約束した未来は死ぬ気で実現します。
今とっても苦しいフリーランスも多いと思いますが、いまゼロベースで各業界が大きく動いているからこそ「営業力」をつけて、豊かなフリーランスライフを送りましょう!
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