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迷ったら他人が「やめとけ」という方を選べば後悔しないよって話

「人生は選択の連続」

これはシェイクスピアの言葉らしいのですが、実は、無意識の意思決定も含めると、僕たちは1日に35000回を超える決断をしていると言われています。

これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人それぞれですが、「決断する」事をストレスに感じる人も多いのではないでしょうか?

僕の個人コンサルで、プログラミングを学んでいる生徒さん達の中にも、決められなくて悩んでいる人がたくさんいるので、相談に乗ってしょっちゅう背中をグイグイ押しています。笑

今回は、悩んで決められない人達のために、「やめとけ」っていう人が多い道こそ選ぶべき道だよ〜ってことを、強く!強く!強く!伝えていくので、是非、最後まで読んでくれたら嬉しいです!

したいことをするなら被弾する覚悟を持つ

これまで28年間生きてきて、やりたい!と思ったことは、殆ど挑戦してきました。よく知る友人からも「なんでそんなに思いきれるん?」とか「いつも楽しそうでいいな〜」と言われるので、自他ともに認めるチャレンジャーだと思います。

ただ、毎回、すんなりとしたいことを出来ている訳ではありません。

自分のしたいことをしようとする時には、必ず周囲の大反対がセットで付いてきます。大抵の場合「絶対◯◯の方がいいよ」って言う人がゴロゴロ出てくるのがお決まりのパターンです。笑

ちなみに、強烈だったかな〜という例を紹介すると、

仕事で転勤になり、心機一転頑張ろうと思ったら、当時の彼女に大反対されて「頭おかしい」と振られた挙げ句、根も葉もない噂を地元で吹聴される。
進路相談では毎回担任に「高専は落ちるから止めろ」と説得をされる。
「営業だけは止めた方がいい」と就職してから退社するまで家族に反対され続ける。「男の嫉妬は怖いから出世もするな」と所長職も反対され続ける。

とにかく何か現状変更を試みると、世の中の大多数と同じルートや、その人の常識の範囲内の行動を求められ、従わないと強烈な攻撃を受けることもありました。(詳しくは今度有料マガジンで✉)

本当にその選択は間違ってるの?

気になるのは、攻撃されてまで決断した選択は、果たして正しかったのか、という点ですよね。

大小問わず、周囲に心配や迷惑をかけたことに、謝意を示した上で言わせて貰いますが、これまでしてきた選択は、どれも殆ど間違っていなかった、と僕は自負しています。

例えば、地元で嘘を吹聴し女性と別れた後に、付き合った、心優しいながらも根性があり、常に支えてくれる女性が今の妻ですし、高専で得たITの知識と、会社で培った営業&マネジメント力によって、フリーランスで稼ぐ事ができちゃっています。

他人の「◯◯の方が良い」「◯◯はやめとけ」というのは、本当にアテにならないし、信じすぎないくらいが丁度良いものです。

ちなみに、周囲が反対していない、むしろ応援してくれてるのに、迷って決められない、ということはありませんか?

迷ってしまう原因はホメオスタシス

迷ってしまう人の中には、物事を判断するときに心の天秤をすぐに持ち出してきて重さ比べをしてしまう人達がいます。

左の皿にメリットを乗せて、右の皿にデメリットを乗っけて、メリットが勝ったら行動しよう!という思考パターン。これ、実は、とても危険です。

僕たちの心は、新しい決断をしようとすると「ホメオスタシス」という強い現状維持バイアスが自動的にかかるようになっています。つまり、自分で知らず知らずの内に、右の皿にどんどんデメリットという重りを積んでいってしまう訳です。

その結果、悩んだ末に「やらない」と決断したんだ!という勘違いが生まれます。やらないことを正当化してしまうって怖いことですよね。損得勘定が働きがちな人は、今すぐ、その癖を治しましょう。

他人に変わらない事を望む僕たち

このホメオスタシスという現状維持バイアスは、個人の中だけではなく、関わる他者との関係でも発揮されるのは知っていますか?

・ 子どもの県外進学を認めない親
・ 部下からの新しい提案を拒む上司
・ 退社を止めるよう説得する同僚

これらは日常でよく見る、他人が起こす変化を「危ない」「間違っている」「止めるべき」と感じ、「正す」ことで、変化しないことを求めてしまう例です。

自分が起こす変化よりも、周りの変化による影響を受けて、自分を取り巻く環境や価値観が変化することは、とてもしんどい事と心は知っています。だから相手を「間違っているから正そう」としてしまうんです。

僕自身も気を抜くと、相談とか報告を受ける場面で、他人を「正そう」としてしまうので、第一声を「いいね〜」にして他人に現状維持バイアスをかけないように自制しています。

過去、会社員で社員抱えていた時も、現在ジョインしている会社でも、社員やスタッフに対して「それいいね!」「やってみたら?」「いいじゃん」と伝える事で、自ら気付くことを促すのが目的です。

これが苦手な人は、相手が変わることによって自分自身の幸福が揺ぐことはないし、相手が成長して環境が変化しても自分自身の価値は下がらない、という視点を良かったら持ってみて下さい。

生きるための前提条件を思い出してみる

少し、話は冒頭に戻りますが、現状維持バイアス(ホメオスタシス)が働くせいで、メリット・デメリットの天秤がデメリットに傾く、というお話をしてきました。

最後に伝えたいのは、持ってる天秤を一旦閉まって、新しい天秤を持ちませんか?というお話です。

僕は、個人コンサル受講中の方たちにも、メリットorデメリットでの「損得判断」は止めて、リスク&ベネフィットによる「価値判断」をすることをおすすめしています。

後悔しない為に「価値感」を大切にしよう

リスク&ベネフィットの「価値判断」では、まず「リスクを認め」て並べます。その上でひとつひとつ許容できるか確認。その上でベネフィット(もたらす恩恵)を考えます。そこで価値を感じたならGO!価値を感じないなら、その選択は選ばない、という判断でOKです。

それが僕たち一人ひとりの「価値観」であり、唯一絶対の正解。

自分の「価値観」で選ぶってことは、人と違うに決まっているので、もちろん反対されたり止められたりするだろうけど、そういう時こそ、その決断は間違ってない時なので、自信を持って前に進んでみてください。

それが、絶対に後悔しない道です。

※ 参考 ※

僕が独立すると決めて退社する前に書いてたメモノート見付けたから貼っておきます。悩んだ時はこうやって書き出すのが一番いいな〜と思っていつもやってます(乱筆ですみません笑)

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