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#12-自動化にハマってエンジニアの道を志した柚木

物流のラストワンマイルをDX化する【207株式会社】がお届けするPodcastの文字起こしnoteです。今回は、営業からエンジニアに転身した過去を持つ柚木さんに、筋トレ、エンジニアになるキッカケ、メンバー・会社について幅広く話を伺いました。

インタビュアー:Tasuku
インタビュイー:207 柚木

ー 簡単に自己紹介をお願いします。

柚木:主にサーバーサイドを担当している柚木と申します。直近ではフロントエンドも対応していて、大体サーバーサイド7割フロントエンド3割くらいで対応しています。

ー 最初は軽い話からお聞きしたいのですが、趣味など休みの日は何をして過ごされていますか?

柚木:最近は読書か筋トレか美味しいご飯を食べるくらいしかないですね(笑)

ー 筋トレといえば柚木さんというイメージがありますね(笑)

柚木:本当ですか!ありがとうございます(笑)

ー 読書はどういう本を読んでいるんですか?

柚木:プログラミング関連の本が多いですね。あとは筋トレの本を読んだりしていますね(笑)

ー 少し筋トレの話をお聞きしたいのですが、いつから本格的に筋トレをやっているんですか?

柚木:本格的にやったのは大体1年くらい前ですかね。2年前くらいから始めたのですが、その時は遊びみたいなものだったんですよね。

ー きっかけはあったんですか?

柚木:僕は元々、身長167cmで80kgくらいあったんですが、その時にダイエットを始めようと思ったんです。初めはb-monsterというフィットネスに週5くらい通っていました。そこで結果的に体重は落ちましたが少し自分のイメージと違って、ダイエットの目的は体重ではなくボディメイクだと思い筋トレを始めたのがきっかけですね。

ー b-monsterは僕も行った事がありますが、僕は吐きましたね(笑)通われたと聞いてすごいなと思いました。

柚木:すごくキツイですよね(笑)b-monsterは代表の高柳もよく一緒に行っていました。

ー そうなんですね!今、筋トレはご自身でメニューを組まれてやっているんですか?

柚木:そうですね。トレーナーの人にこういったメニューでやろうと紹介されたものがあり、それを毎日繰り返している感じですね。

ー 家でやっているんですか?

柚木:今はジムに行っています。

ー ボディメイクとおっしゃいましたが、実際に効果や実感はいかがですか?

柚木:やはり結構変わりましたね。

ー 女の子にモテますか?

柚木:いやどうなんですかね(笑)そこはあまり変わらないような気がしますね(笑)

ー 体脂肪率や筋肉量などはモニタリングしているんですか?

柚木:モニタリングしていますね。やはり体脂肪率と筋肉量ですね。

ー 数値がどんどん改善している感覚があるから、楽しくて続けているという感じですか?

柚木:そこがやはりモチベーションになっていますね。筋トレは結構数字に表れる事が多いと思うんですよね。重量がいくつ上がった、回数が何回出来た、体脂肪率・体重など。そういうところをモニタリングしているのが結構楽しいですね。

ー 逆に言うとそれが無いと筋トレって続けられないですよね。

柚木:そうなんですよね。侑さんもまだ筋トレやられているんですか?

ー 僕も家でやっています。自分の小中学生の部活でやっていたようなメニューですが、プリズナートレーニングの本を読んで腕立て伏せをすごくゆっくりやる実践をしたり、アブローラーを最近やっと立ったまま出来るなようになったりそんなレベルです。筋トレはボディメイクもありますが、精神面の心の余裕も出てきたりするものですか?

柚木:確かにあるかもしれないですけど、どうなんでしょう。

ー あまり感じないですか?

柚木:あまり感じないかもしれないです(笑)

ー 前に僕が読んだ本で、「とりあえず筋トレをやっておけば不安が消える」という様なことが書いてあり、僕もそこの変化はあまり感じていないのですが、あるものなのかなと思って今聞いてみました。

柚木:じわじわときているかもしれないですね。最近体調が本当に良くて、これが筋トレのおかげなのか、お酒を飲んでないからなのか、引きこもっているからなのか分かりませんが、色々な要素が組み合わさって本当に体調が良いですね。

ー お酒を飲まないのもとても効果がありますよね。

柚木:お酒も一切飲まなくなりましたね。

ー それは自分の健康を意識してですか?

柚木:それもありますし、コロナの影響で外に出る事がものすごく減ったので、全く飲まなくなってしまいましたね。

ー 元々家で一人では飲まなかったタイプですか?

柚木:昔は飲んでいましたが、ダイエットを機に飲まなくなってから飲まなくてもいいなという感じになりました。

ー キャリアについてのお話も伺っていきたいのですが、207株式会社(以下「207」)にジョインする前どんな事されていたかご紹介頂いてもいいですか?

柚木:新卒で元々営業をしていましたが、半年程で退社してそれからプログラミングやエンジニアの道になりました。一社目はチャットボットの会社で開発をしていて、その後は人材系の会社に入って開発をしていたり、インフルエンサー系の管理画面の開発をしていたり、色々開発していますね。

ー 最初は営業だったということですが、元々営業をやろうと思って入ったというより、なんとなくで入られたのですか?

柚木:本当にそんな感じですね。なんとなく営業やってみたいなという感じで一社目は決めてしまいました。

ー 実際入ってみてギャップというのはどういうところにありましたか?

柚木:どちらかというとネガティブなところはあまりありませんでしたが、思ったより自動化が出来ていないところが多く、Excelを使って手作業でひたすらまとめて自分でリストを作るというようなことが多くて驚きました。

ー それをなんとかしたいと思って自動化などを調べ始めたら、エンジニアが面白そうだと思われたんですか?

柚木:正にそんな感じですね。「プログラミング書けば全部自動化出来るんだ!」というところから始まりました。

ー プログラミングを学ぶことが目的になっている人はプログラミングが続かないことが多いと思いますが、「これをやると自分の仕事が楽になる」などそういうところから興味を持った人はエンジニアとして続いて大成されているイメージがあるので、今のきっかけはすごく良いですね。

柚木:そうですね。確かにそれはあるかもしれないですね。面倒くさい作業を自動化出来るのはすごく良かったです。

ー これまで振り返ってみてキャリアの軸はありましたか?

柚木:正直なお話をするとあまり深く考えてないですかね。ただ死ぬまでにはGoogleに入りたいなという、フワフワした目標はありますね(笑)

ー そうなんですね!ちなみにそれはなぜですか?

柚木:テクノロジー企業で一番好きなのがGoogleなのでその点ですかね。

ー Googleの何が一番柚木さんの推しポイントですか?

柚木:なんでしょね、そう言われると(笑)

ー GAFAは最近Microsoftも入って5大企業と言われていますが、その中でもGoogleが良いということですか?

柚木:一番サービスに依存しているというの大きいかもしれないですね。Googleがなくなったら本当に死ぬかも、という感じがあるので(笑)

ー なるほど。確かに毎日開きますしね。

柚木:そうなんですよね。SNSもあまり開かなくなってしまったので、そうなるとFacebookよりGoogleの方が無くなったら困る存在かなと個人的には思っています。

ー 柚木さんは今、英語も勉強されていますよね?

柚木:軽くですね。

ー 僕は今外資の会社に勤めていますが、海外の会社は日本基準でみると驚くことがたくさんあり、例えばOpen PTOといって「自己の自由と責任は表裏一体でその変わり有給は無限だ」という制度があるなど、すごく面白い考え方がたくさんあります。勿論プロダクトが好きでという話もありますが、組織・カルチャーというところも海外などグローバルならではの特徴もあるのでそこも面白いポイントになるかなと思ったりしますね。

柚木:へえ~!すごいですね海外!

ー あとは色々な国の人が働いているので、色々な価値観に触れられることも面白いですよね。でも柚木さんの話を聞いていると惹かれるポイントというのは、人というよりかはプロダクトですか?

柚木:そっちの方があるかもしれないですね。

ー 自分が使って本当に好きなプロダクトにぜひ入ってみたいという感じですか?

柚木:それで言うと207は人が先にきていたので、悩んでしまいますね(笑)

ー ちなみにもし自分がGoogleに入ったら、どういうことをやってみたいですか?

柚木:検索周りなどはすごく興味のある領域かもしれないですね。情報を引き出すというのは、すごくやりがいがありそうな感じがしますね。

ー 確かに。いわゆる顕在層と潜在層とよく言いますが、リンゴが欲しい人はリンゴと調べるけど、お腹の調子が良くなくてそういう状態を調べている人に「リンゴが良いよ」といかに言えるかというような話ですね。それこそニュースなども、どういうニュースが良いか悪いか選別してそれをいかに消費者の人に出していくかのアルゴリズムの研究などもすごいでしょうし、多分僕も全然手が届かないようなレベルの技術の人が色々なことをされていそうですよね。そういうところに環境を置くと、自分としても視野が広がりそうですし面白そうですね。

柚木:そうですね。

ー 少し話が脱線してしまいましたが、そこからどうやって207にジョインされたのかというところについてお聞かせください。

柚木:元々知り合い経由で高柳とかかわる機会があり、別の仕事でも関わっていたんですよね。少しうろ覚えですが高柳から「起業するから手伝って」というようなことを言われたのがきっかけですね。「ああ、良いですよ」と軽い感じで始まった気がします(笑)

ー そんな高柳さんの魅力は柚木さんから見てどういうところにありますか?

柚木:高柳はやはり頼りになるというか、ザ・先輩という感じがあるかもしれないですね。何かあった時は親身に話を聞いてくれますし、優しいですし頼りになりますね。

ー 仕事面でここがすごいと思うところはありますか?

柚木:何か問題があった時にロジカルに分解して、「こうしたらいいんじゃない」「ああしたらいいんじゃない」とアドバイスくれるのは凄くありがたいですね。

ー 同じ経営チームのCTOの福富さんについてはいかがですか?

柚木:福富は思考が常に整理されている感じがありますね。全ての話に筋が通っているというか、悩んだ時もすぐに解決してくれるイメージがあります。

ー 福富さんが言う事は大体腑に落ちる感じですか?

柚木:「確かに」となりますね(笑)流石という感じがありますね(笑)

ー なるほど、それはとてもすごいですね(笑)開発チームで福富さんを信頼していない人は全然いないし、今後新しく入ってくる人もそういう風になるんでしょうね。

柚木:なりそうですね。開発チーム以外の方からも信頼は厚いイメージがありますね。

ー 1on1もよくやってくださっているんですか?

柚木:そうですね。いま福富は全員とやってる気がしますね。

ー 開発メンバーは何人くらいですか?

柚木:今開発メンバーが全部で7~8人ですかね。

ー 7~8人と全員週1で1on1をするのは、開発チームとしては珍しいかもしれないですね。

柚木:週1では無く月1ですね。人によって2週毎30分など短い時間でやっています。

ー 柚木さんのキャリアの話に戻りますが、いわゆる大企業ではなく207のようなベンチャーを選択される理由はどういうところにありますか?

柚木:よくよく考えてみたのですが、あまりに興味がある企業が無いかなという点と、GAFAみたいにそもそも興味があるところには入れる気がしないというのが大きいかもしれないですね(笑)

ー なるほど。例えばさっきのGoogleの話で言うと、何年後くらいにどういう状態になったら入れそうというイメージはありますか?

柚木:具体的なイメージはあまりありませんが、確実に今はまだ入れない気はしますね。そもそも英語的な問題もありますし、実力的な問題もあると思うので。でもやはり英語ですね、英語が大きいですね(笑)

ー 確かに、日々のコミュニケーションは大事かもしれないですね。他にベンチャーで働く魅力は何かありますか?

柚木:これはスタートアップ全般に言える事だと思いますが、変化が激しいというのは凄く魅力的なところなのかなと思っていますね。新しい技術があればすぐにチャレンジが出来たり、例えばPdMの話を「こういう感じにしませんか」と侑さんが福富に話した時も、次の日にもう変わっていたみたいな(笑)

ー あのスピード感すごいですよね!

柚木:驚きました(笑)

ー すごく良いと思います。実際開発チームの方との連携スピードはとても上がっている気がしますし、すごくワークしている気がしますね。そのダイナミズムみたいなものは魅力ですよね。柚木さんは207創業のどのくらいのタイミングで入られたんですか?

柚木:創業して半年後くらいになると思います。

ー その頃は何人くらいいらっしゃいましたか?

柚木:エンジニアとしては僕、若月がいた気がしますね。ビジネスサイドの人は西田と今はいらっしゃらない方が数人いらっしゃったイメージですね。

ー 創業期の成功体験・失敗体験で印象に残っているものはありますか?

柚木:創業期より少し先になってしまいますが、高柳が石川県に足を運んで福富を口説きに行ったエピソードは成功体験なのかなと思っています。その時の事も覚えていて、オフィスで高柳と仕事をしている時に「来週、福富に会いに行って口説いてくる!」と高柳が話していました。そこから、良い感じだった、忘年会に来る、ジョインすることになった、207に住む事になったという感じで、どんどん話が進んでいたのをすごいなと思っていました。

ー 展開がとても早いですね!

柚木:早いですよね。全体的にすごく早いですよね。

ー 逆に失敗体験はありましたか?

柚木:いまのサーバーサイドのTODOCUを一人で開発していた時の、悪い設計というか、イケてないな…みたいなところが現状少し負債になっているところが何か所かあるので、そこは失敗かなと今でもつくづく思いますね。

ー すごくリアルですね。

柚木:そうですね。小さな妥協はボディブローみたいな感じでじわじわ後から効いてくるので、いま結構効いてるなと感じていますね。

ー なるほど。ご自身の強み・弱みについて教えて頂けますか?

柚木:弱みで言うと、同じ事を繰り返す作業がすごく苦手なんですよね。強みは何ですかね…。

ー 他の方から言われるかもしれませんが、柚木さんはコミュニケーション能力モンスターじゃないですか?ムードメーカーとよく言われているという印象がありますし、実際僕もそう思います。

柚木:本当ですか?そんな事無いと思いますが(笑)自分でコミュニケーション能力高いですって言いづらいなと思っています(笑)

ー なるほど(笑)でもそれは立派なスキルというか、僕が尊敬しているポイントでもあるのでぜひ今後言っていってください!

柚木:侑さんもすごくコミュニケーション能力抜群ですよね!

ー ありがとうございます(笑)少し話が変わりますが、個人としての今のチャレンジは何かありますか?

柚木:エンジニアとしてスキルを高めるということは、常にやっているところですね。

ー ロールモデルみたいな人っていたりしますか?

柚木:ロールモデル的な人は、パッと思いつかないですね。今で言うと福富になるのかもしれないです。

ー スキルアップをどういう感じでやられていくのか興味があるのですが、ロールモデル指向で逆算するのか、ボトムアップで新しい技術とか精度を上げていくためにひたすら量を書いていくのか、柚木さんはどちらのタイプですか?

柚木:後者の方が近いかもしれないですね。

ー ちなみにロールモデルを持たない理由はありますか?

柚木:端的には結構いるんですよね。ただ、この人もあの人もってなってしまう事が多くて、結果誰なんだろうと一人に絞り切れてない事が多いかもしれないですね。

ー なるほど。僕も結構そんなタイプですね。例えば物流だったらこの人だし、健康系だったらこの人に聞けば何でも分かるしなど、スペシャリストっぽい人を各業界から一人頭の中で置いておいて、困ったらこの人に聞くという事をしています。

柚木:ああ、そうです。だから答えづらかったのかもしれないです。この人という人はいなくて、これだったこの人だよねという人が多数いらっしゃるので、一人というのは決まらないかもしれないです。

ー そういう意味では逆算しているんでしょうね。

柚木:無意識の内にやっていたんですかね、もしかしたら。

ー 技術力を上げていく為に、何があったらもっと上がりそうか考えられることはありますか?

柚木:そこはちょうど悩んでいたところの一つかもしれないですね。「これが出来たらこれ」みたいな数値化が出来ないというか、自己満足のような感じになってきてしまうんですよね。

ー 例えばジャストアイディアですが、それこそGoogleのような企業のエンジニアの横で一か月くらいインターンしたら「こんな観点の書き方があったのか」というようなことでインスパイアされて、いきなり上がったりするかもしれないですね!

柚木:そうですね!

ー ちなみに207を越えて、個人として最終的にこういう風になりたいという未来像はありますか?

柚木:個人として最終的には、やはり自分でサービスを何か一つ持って世に出したいですね。207を見ていてすごいなと思うので。

ー ありがとうございます。

(後半へつづく)

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