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6年生の母は、感傷的になりやすい。さみしがりすぎかなぁ。

「ねぇ、今日は二人だけだから、和室にお泊りしよっか。」
わたしがそういうと、長女は最上級にうれしそうな笑顔を見せてくれました。

このGW中、夫と次女は1泊2日のキャンプへいきました。
家族ぐるみで親しい夫の高校の同級生とのキャンプは、子どもが多くとても楽しい会なので、次女は大喜びで夫と出かけていきました。
長女は行けなくて、すこししょんぼり。

なぜ長女が行けなかったのかというと、ミニバスの試合があったからなんです。
長女は4人しかいない6年生のうちの一人なので、基本的に、試合は全部出席しないといけなくて。

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そういえば、わたしと長女が二人きりで過ごす夜なんて、めったにありません。
なんだかんだ、長女もわたしも二人で過ごせるということにテンション爆上がりです。

次女はまだ3年生だからか性格的なものなのか、わがまま盛りです。
次女がいると、わたしと長女の生活には制約が多くなりがちで、長女に我慢してもらうことが多くなってしまうんですよね。
わたしはもちろん次女が可愛すぎるから許せちゃうんですけれど、長女としてはストレスがたまるようです。
それはそうですよね。

だから、いつもと同じお家であっても、違う部屋でお布団を並べたお泊り会を提案してみました。
普段姉妹は二段ベッドで寝ているのですが、長女は毎日のようにママとお隣で寝たい、といまだに甘えてくるので、喜ぶことはもちろん分かっていました。

というわけで、キャンプに行けなかったのは残念だったけれど、二人きりで思いっきり自由に楽しい夜を過ごすことができました。

バスケの試合の合間なので、お出かけするような時間はありませんでしたが、
ふたりでゆっくりお風呂に浸かったり。
ふたりで好きな曲を歌ってみたり。
ふたりで並んで本を読んでみたり。
ふたりでパーティーと称して、夜にお菓子をぱくぱく食べてみたり。
最高の夜でした。

しかし、母の隣に寝るだけのことなのに、こんなにも喜んでくれるなんて。
小学校6年生ってこんな感じなのかしら。
もちろん長女がいまだにママっ子でいてくれることは、わたしにとってはとてもうれしいことなんですけどね。

だって、こういう時期には終わりがあるし、こんな距離感の母娘でいられるのも、きっとあと少しのことだから。

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とはいえ、わたしの「母としてのきもち」は天気のように変わりやすく、忙しいです。

疲れているときにはささいなことで気もちがささくれ立って、早く大きくなって聞き分けがついてくれたらいいのに、と思ったり。

でも、あと少ししたら反抗期がきて、穏やかに一緒にいられる時間は減ってしまうのかな、毎日を大切にしなきゃ、と思ったり。

一瞬前は笑っていたのに、ふとしたことで急にイライラして。
感情がいったりきたりして毎日ほんとうに落ち着きません。
姉妹も、いつも仲良くしていてくれるわけではないので、そんなときは余計に腹が立ちがちです。

でも、こんな毎日には終わりがある。
だからこそ、どんなことも尊いな、と感謝して過ごしています。
終わりがあるから、キラキラなんだな、と。

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今年のGWも去年同様ミニバス尽くしでした。
お仕事は9連休だったのですが、試合が多かったのでマネージャーの母はへとへとです。

昨年、ベテランの高学年のマネージャーのお二人が卒業されました。
だから今年は試合の準備をしたり、試合にみっちり帯同したりと、去年より密度の濃い時間を過ごしました。

来年はついに中学生か。
もしかしてもう親が関わることなんてそんなにはないのかもしれない。

そんなことを思うと、またしても感傷的になってしまって。
あとすこしだから全力でサポートしないと、とついつい力んでしまいがちなわたしなのでした。

だから、ものすごく疲れたけれど、とても楽しく充実したGWを過ごせて満足です。
6年生の母は感傷的になりがちですね。
まだあと11か月あるのにこんなに早く寂しくなっちゃうなんて。
わたしってほんとうにさみしがり屋だなぁ。

明日からのお仕事、平常心で頑張らないとですね。



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