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がんばりすぎ症候群やめられるかな。ワーママ10年めの休職。

こんばんは。
ひとつ前の記事で、適応障害になってしまったと書いたのですが、その件についてすこし、書いてみようと思います。

わたしは仕事をすることが結構すきです。
世の中には、仕事をしたくないというひともいますよね。
たとえばわたしの父がまさにそうなのですが、約12年前、わたしが夫と結婚する頃うつ病を患って以来、まともに働くことができず、実家はずっと大変な状況が続いています。
父は働かなくていいなら家でずっとすきなことだけをして過ごしていたい、と言っています。

対してわたしは、働くことが好きです。
もともとまわりに合わせてしまうことが多い八方美人な性格で、自分の意見を通すというより他人軸で生きてしまっているゆえなのか、仕事をすることは人の役に立つことであり、それはわたしにとってはある意味生きている実感とも言えました。
働いて人の役に立って、報酬がいただけるということはわたしにとっては大変ありがたく、今までまじめに一生懸命頑張ってきたと思います。

今思えば、すごくお金に困っているというわけではなかったので、こんなに消耗疲弊するまで働かず、パートなどで精神的にすこし余裕をもって働くこともできたと思うのですが、正社員で働くことにこだわっていたような気もしています。

なぜかというと、友達と会っておいしいランチをたべたり、フルートを習ったり、旅行したり、本を読んだり。多趣味なので、自由に使えるお金がないと楽しく過ごせないため、遊ぶ分は自分で稼がないと!と思う気持ちがありました。
とにかく、働いてたくさん遊ぶことが性に合っていたので、ここまで続けてこられたのかな、と思います。

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わたしは新卒から11年間、ブライダル業界に身を置いていたのですが、上の娘が小学生になるとき小学校の壁にぶち当たり、土日休みの仕事を探しました。
幸い、家の近くの照明メーカーですぐに就職が決まり、カレンダー通りの休みの仕事をし始めたのが4年前のことです。

このとき初めての転職で、戸惑うことばかりでした。
新しい職場では頑張って勉強し、なんとか最低限のことを一通りできるようになったのですが、完全なる事務のみの仕事がどうしても性に合いませんでした。
こども二人が小学校卒業するまで9年間勤めたい、という目標を掲げて入社したものの、2年ほど働いて、これはわたしにはしんどくて続けるのは無理だ、という結論にいたりました。

そもそも会社もブライダルのときと雰囲気が違い、自分らしく楽しく働くということができませんでした。
仕事なんだから、別に気分よく楽しく働かなくていいし、仕事上問題がなければいいじゃない、という風潮でしたので、それが肌に合わず、居心地が悪かったです。また、人の悪口を言う人が多く、わたしはそういうことを言い合うのがすきではないので、疲れてしまいました。

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また転職か…となったときに、やはりわたしは接客が向いているし、また接客したいな。と思ったのですが、とにかくカレンダー通りの休みでないと、こどもの世話ができないために働き続けることができません。どうしよう。なんとか人と関わりつつ、自分が比較的すきそうで、ストレスが少なそうで、かつカレンダー通りの休みの仕事なんてないかな…といろいろ探して考えた結果、その時に導き出した答えが、歯科管理栄養士になりたいというものでした。
大学を出てすぐブライダル企業に就職したけれど、実は管理栄養士の資格をとっておりまして。それを前向きに使えないかなと思ってひねり出したのが、歯科管理栄養士でした。(新卒で管理栄養士として働かなかった理由は、また後日書きたいな)

とにもかくにも、決めたら即行動!がわたしの性格なので。
仕事を辞めた瞬間、職業訓練校に通い、歯科医療事務の資格をとりました。(ちなみに3カ月間勉強して資格をとったのですが、勉強が思った以上に大変で、慣れた仕事を続けるよりつらかったです)

頑張った結果、無事に資格が取れたので、再度就職活動を始めました。
いざ求人をみてみると、歯科医院は、正社員だと土曜日出社必須のところが多かったので、今回はパートで探しました。
近場で歯科管理栄養士の求人を見つけて、内定をもらうことが出来ました。

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でも、今働いているのは歯医者ではありません。
製造業/中小企業(30人規模)の人事、しかも未経験でスタートアップ。なぜこんなことになってしまったかといいますと。
とあるイベントで、今の会社の社長に声を掛けられ、それがご縁となったためです。

さすがに真逆夫からも、せっかく勉強して歯医者の内定もらったのにいいの?と聞かれましたが、とにかく思い込んだら直感第一ですし、これについては100%自分の決断なので、適応障害で休職となった今も後悔はありません
今の会社が本当はすきだったし、会社の商品もすきだし、社長もすごいひとだし、一緒に働く人も素敵な人が多くて、これはどうしても歯医者よりこっちだぞ、、、という血が騒いだのは仕方のないことでした。
本当に病むほど大変だったけど、今は、この仕事ができて心から良かったなと思えます。

以前この記事で書いたのですが、

わたしは結構いろんなことに興味をもって、これと決めたら熱中してしまうタイプなので。(移り気だけど、すきなことを極めたいという、ものすごく矛盾のある性格で、自分でもこんな自分につかれること多々。。)

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こういうわけで、新卒から今まで休むことなく(産休・育休は2回とりましたが)全力で働いてきましたが、今はもうへとへとなのです。

・夫の仕事のこと(昇進して忙しさに輪がかかった)
・こどもたちのこと(学校の問題、夜尿症、鼠径部ヘルニア手術)
・実母難病の発覚
・会社の業績不振など…

すべてがこの1年半で重なり、精神的に追い詰められてしまいました。
せめて、順番に来てくれればよかったのに、どれも同時進行で、そのうえ会社は倒産しそうな状況で、ボーナスも出ないなんて…もうすべてが無理。

今は、周りのひとのために頑張りすぎて、自分の道を見失ってしまい、どれを優先したらいいか判断がつかなくなり、疲れきってしまいました。

自分がどこを向いて進んだらいいか、休んで決めようと思いました。
いまのわたしには、休まる場所がなかったんです。
もう休みたい、休みます。
ほんとうによく頑張った、わたし!

3カ月ゆっくり休んで生活基盤を立て直し、しばし今後のことを考える時間を持ちたいと思います。

色々あったけど、大好きだった、大事だった会社。
あしたは最後の1日を大事に過ごそうと思います。

つぎの目標はどんなことがあってもまずは自分を一番大事にすること。

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