清少納言さま、令和の備忘録
春はさえずり。小説かマンガのワンシーンがわたしの枕元へも届いてくる。
鳥の名前を知らないから、ウグイスが鳴くと一緒に登校していた旧友に再会したような、独りぼっちかもしれないと赴いた先で知り合いに遭遇した安堵感と重なる。
メジロとウグイスの見分けがつかず、緑色の愛らしい丸いフォルムは春が来たねと喜んでいる。
長雨のときはどこへ隠れているのだろう、囀りがない朝は雨が縦に落ちる音が窓を隔てて聞こえてくる。
春は早々に暑くなり湿度が増すと夏になっている。
夏はレゲエ。そしてH