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姫崎ゆーセレクト noteの本棚

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姫崎ゆーが繰り返し読みたい!切ない!素晴らしい!愛しい楽しい面白い!皆さんのnoteをちまちまとピックアップします。無料noteだけを気が向いたら随時追加します。特化したジャンル…
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#思考の整理

感動を得ながら生きる僕について

「今日も何事もない平和な1日だった」  29歳のサラリーマンである僕は静止した時計の針なのか…

落ち込んでいるネズミへ

月の色が赤く見えたり、黄色や白に見える 見え加減は大気中の光の散乱によって 月が地平線近…

主体が分からない読者がね〜

今日もnoteネタで出発進行! 最近、読解力について再び新たな視点を知った 例 ) というエッ…

欠けているのは人を思いやる姿勢

「きっとこの人は 他人に言わないだけで……」 わたしが泣き出しそうで でも泣けやしないとき…

気泡が立つ想いの鮮度

人間関係は、炭酸飲料のようだ 「三ツ矢サイダーを飲みたい」と思う瞬間 味や香り、喉越しの…

どこかにいる特別な人間

どこにでもいる人、個性がない人 「変わってるね」と人から言われて大喜びする人 そうだよ、わ…

清少納言さま、令和の備忘録

春はさえずり。小説かマンガのワンシーンがわたしの枕元へも届いてくる。 鳥の名前を知らないから、ウグイスが鳴くと一緒に登校していた旧友に再会したような、独りぼっちかもしれないと赴いた先で知り合いに遭遇した安堵感と重なる。 メジロとウグイスの見分けがつかず、緑色の愛らしい丸いフォルムは春が来たねと喜んでいる。 長雨のときはどこへ隠れているのだろう、囀りがない朝は雨が縦に落ちる音が窓を隔てて聞こえてくる。 春は早々に暑くなり湿度が増すと夏になっている。 夏はレゲエ。そしてH

どうか自分だけで抱えませんように

駐車場で見かけた光景は、わたしの心に深い印象を残した。 隣に駐車してある車内でお婆さんが…

カピカピになるかき氷

かき氷は広島そごうにあった甘味処『駿河屋』の 『氷富士』が一番美味しかった わたしが中高…

小説: ペトリコールの共鳴 ⑤

←前半                  後半→ 第五話 僕は人と話がしたかった  飼い…

視野にある移り気、風まかせ

最近noteで流行のこちらをやってみた Q.1 筆名(ペンネーム)を教えてください。 → ももまろで…

生きている実感がほしくて

雨を聴く、雨を耳で、生きている実感がほしくて 2年前の夏 コロナウイルスに感染したわたし…

小説: ペトリコールの共鳴 ③

←前半                  後半→ 第三話 ネズミへのわずかな恩を  沈痛…

暑さが胸に刺さる

炎天下に溶けゆく影 猛暑が肌に刺さる 浜辺で聞こえる子どもたちの笑い声 夏ならではが 気持ちを満たす あさがおが鮮やかに咲く ここにも夏ならではの美しさが溢れる 海に広がるきらめき 遠くで聴こえる船の汽笛 音が思い出を運ぶ 海鳴りの音 波打つ心を奪われる瞬間 切なさがわたしを揺さぶる 「嫌いな人のようになりたくない」 過剰なエネルギー配分を置いている 暑い日差し 夏に溶け込む甘い罠を胸に感じて 海の波は素敵だけど 気分の波って言うと気分屋って認めたくない 暑