服を選ぶように、自分の考えを選べ

ここ最近のコロナ禍自粛生活で、結構たくさんの物事に出会ったな、と思う。

・ハンドドリップの道具と、自分で淹れるコーヒー
（スタバがお休みして、それでも朝にコーヒー飲みたいなと思ったから。）

・朝ヨガの習慣
（毎日同じ動きをしていると、日によって体が違うということがすごくよくわかる。）

・海まで歩いて行ける道
（一本道で40分くらいで行けた。別の道もあった。）

・長田弘さんの本
（「大いなる小さなものについて」が素晴らしかったし、エッセイも素敵だった。）

・原田マハさんの本
（「たゆたえども、沈まず」が特に好きだった。）

・現代アートへの興味
（原田マハさんの本から発展して。美術館が開くのが待ち遠しくなった。）

・家でできるトレーニング
（ジムをやめたから。YouTubeで動画を見つけて、朝ヨガの後に続けてしている。）

・愛の不時着
（ここ数年のドラマや映画の中で一番泣いたし、続きを観たいけど観たら終わってしまうというジレンマが起きた）

・ブラックリスト
（レディントンがクールでとても好みだった。）

・きらず揚げ
（使われている原料がシンプルなのと、すごく堅い噛み心地が良い。）

わたしはやっぱりこういうものが好きだなと
改めて実感したこともあるし、

これも好きだったなと思い出したり、広がったりしたこともある。

反対に、本当はいらなかったものも
浮き彫りになったし、

これはやっぱりいらない、と明らかになったものもあった。

好き嫌いが、とてもくっきりした。

日々の流れに混乱していた頭と体が、
シンプルになったように思う。

「食べて、祈って、恋をして」
の中で
主人公のリズがインドで瞑想を学ぶんだけど、
あまりにも集中できないと大混乱しているとき、
こんなことを言われる。

服を選ぶように考えを選べ。
どっちも選べる。
人生を何とかしたけりゃまず自分の心をなんとかしろ。

私たちは、選べる。

自分の考えを、
自分の心の状態を、
毎朝服を選ぶように、自由に選ぶことができる。

何が好きで、何が嫌いで、
何が必要で、何が必要じゃないか。

選んで、クリアにしていきたい。