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こころに寄り添う心理カウンセラーとして…

コラージュ療法

コラージュ療法とは芸術療法のひとつで、フランス語で「切り貼り」の意味を持ちます。新聞や雑誌などから「気になる」写真や文字などを切り抜いて,
紙に貼り付けていきます。
作るだけでカタルシス効果があると言われています。

芸術療法とは
絵画やコラージュ、箱庭、造形、音楽などがあります。
言葉を使わずに自分の中の無意識に働きかけ、自分でも気付かなかった感情や自分に何が必要かというキーワードに気付くことが出来ると言われています。

カタルシス効果とは
マイナスの感情を口にすることで、その苦痛が緩和され、気持ちが軽く、安心感を得られる現象のことをいいます。

コラージュ療法はすでにある写真や文字、イラストを用いるため、0から絵を描くよりも取り組みやすく、遊び感覚で行うことができます。
誰でも簡単に取り組めるということで、企業研修やグループワークでよく活用されています。
また作っている途中も、写真を切ったり貼ったり楽しみながら作業を行うことが出来るので、無意識が出やすいとも言われています。

コラージュ療法の準備
コラージュを作成するための材料として、雑誌やカタログ、パンフレットを用意します。
また、貼り付けるための台紙として四つ切りや八つ切りの画用紙を準備します。台紙は白い画用紙が使われますが、色画用紙も準備できるとよいと思います。
また道具として、写真などを切るためのハサミ、カッターナイフ、のりが必要です。
コラージュの作成
まずは、雑誌やパンフレットなどから、「自分自身が気になったもの」「心惹かれたもの」を切り抜き集めます。もちろん手でちぎっても構いません。
それを用紙のどの位置に貼り付けるのが良いかシュミレーションした後、最後にのりで貼り付けます。
貼り付ける位置で作品の印象が変わるため、ご自身でしっくりくる位置を確認しながら作成します。
もちろん集めたけれど使わない切り抜きもあるでしょう。
もっとときめくものが見つかったのかもしれませんね。

芸術的な作品を創ることではなく、ご自身が気になった、心惹かれたイメージを思うまま表現することが大切です。

この続きはまた後ほど・・・

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