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こころに寄り添う心理カウンセラーとして…

自分を知る~交流分析

前回 
『“自分を知る”ということは、コミュニケーションのクセを知ることであり、自分を守るため、自分を大切に役に立つかもしれません。』
とお話しました。

自分を知る時に用いられる技法の一つに、交流分析があります。

交流分析とは
『人間の変化と成長のための心理学理論と技法』と
アメリカの精神科医 エリック・バーン博士によって、提唱されました。

「人が抱えるほとんどの悩みは人間関係が原因だから、人間関係が上手くいけば悩みの大半は解決するはずだ」と考えられました。

エゴグラムテスト

エゴ(自我)グラム(図表)・・・自我状態を図表にしたもので、
               自分が思う自分
自我状態とは、「思考」「感情」「行動」から形成されて、人と人が関わる時の思考、感情、行動のクセを指します。
この自我状態を把握することで、自分の性格や対人間関係のクセを知ることができると言われています。
ただし、これはあくまでも傾向であって、決めつけではありません。

例えば仕事中の自分は時間に正確で、決められたことは必ず実行するけれど、プライベートの自分は時間にルーズで、やらないと行けないことも後回しにする。
気分の良いときは少々嫌なことを言われても聞き流せるけれど、疲れているときはちょっとしたことも流せない。

こんなことは誰にでもある事で、どの状態も全てあなた、なんですね。
自分がどう快適に過ごすのか、状況に応じてスイッチを切り替えていく、そのヒントになるのが、交流分析です。

次は交流分析について、詳しくお話していきましょう。


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