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表現再考:二百十日

 今日は、二百十日になります。二百十日というのは立春から数えて、二百十日目ということで、本年は九月一日になります。

 七十二候の処暑の末候、禾乃登、こくものすなわちみのるは、明後日です。二百十日は、穀物が実るめでたきことを示すと同様、台風がよく訪れる時期で、今年は三つの台風も発生してます。
 
 七十二候は、生活に密着した暦の表現ではあるのですが、本邦では、それがどの程度普及していたのか、疑わしく思っています。

 むしろ、仏教行事にまつわる祭りに合わせて日にちを数えていたのかもしれません。

 二百十日というのは、月でいえば七ヶ月、六曜でいえば三十五回り、二十四節気でいえば、ほぼ14がすぎた頃です。

 日取りをどのようにしていたのかも、興味深いものです。

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