9/28 レポート

おはようございます。
昨晩のマーケットは開始からの長期金利の上昇にともなって下げて始まりましたが、大型ハイテク株中心に徐々に上昇し、プラスで終わりました。

【米国市況】株が上昇、国債利回りは午後に低下-ドル149円台前半

開始直後の長期金利の上昇の要因となったのは新規失業保険申請件数の予想下振れでしたが
その後のシカゴ連銀総裁や米GDP個人消費2Q確定値の下方修正によって、上昇が抑えられたのではと思います。
また、昨晩注目されたパウエル議長の講演で金利や経済の見通しについてコメントがなかったことも要因だと思います。

シカゴ連銀総裁、従来の経済理論に固執すれば過度な利上げ招く恐れ

米GDP個人消費、4-6月確定値は大幅下方修正-1年ぶり低調

パウエル議長、米国民の理解力が鍵-FRBが経済に及ぼす影響を左右

米長期金利の上昇が一服したこともあり、円安も一服した印象です。
この構図には日本の長期金利上昇も寄与していると思います。
アメリカの長期金利の上昇の勢いに完全に隠れていますが、日本の長期金利も上昇トレンドです。
将来的にはこちらの方が問題になってきそうな感じかなと思っています。
杞憂に終わればいいのですが。。。

円は対ドルで149円台前半、米金利上昇止まり円安進行も一服

債券は下落か、根強い日銀政策修正観測-米長期金利低下で下値は限定

原油は特にニュースがありませんが、依然として高値水準です。

センチメントは、昨晩EXTREME FEARをつけたのですが
若干改善してFEARになりました。

本日はPCEデフレータや個人所得・支出など重要経済指標が出ます。
下落しやすい月と言われ、その通りに推移した9月最後のマーケットの値動きがどうなっていくのか注視して参ります。

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