新しい曲
今日は、エレクトーンで弾く新しい曲を購入した。自分へのクリスマスプレゼントということにした。しばらく前から、「うっせぇわ」を、もう少し難度を上げて弾いてみたいと思っていた。
私としては難度高めな、グレード6級の「祝福」が途中。仕上がりそうな雰囲気は、今日感じられた。なので、今日の購入というのは偶々で、クリスマスとも関係ないのだが。
6級の「うっせぇわ」も売られていた。が、6級を同時進行するほどの元気も技術もないので、もう少し簡単そうな中級を選んだ。少し前の人気の曲は、選べるバリエーションがありがたい。
「うっせぇわ」は、子ども用に先生が探してくれたものだったか、子どもが9級の楽譜で弾いていたのを、私も以前から楽しんでいた。
9級でも迫力ある音色で、満足していたのだが…
他に弾いている曲の、おしゃれな和音を聞き慣れてきたからなのか、何かが足りないような違和感が気になっていた。別バージョンで弾いてみたいと思っていた。9級は初級なので、難度は上げるしかない。
今回の「うっせぇわ」は、音の迫力という意味では、9級よりも少し減ったように思うくらい。だが、オリジナルの迫力ある歌唱を連想させる、音色設計が心地良い。音色についての日本語が、楽譜内のあちこちあるのだが、「歪み」という言葉がたくさん。
9級にはなかった、間奏のピアノの音が入っていたり、変調も入っていたりの変化も楽しい。
変調と書いたが、9級の調とはそもそも違うので、全体的に弾き直しという感じではある。調が変わっても何ともない、と言えるほどに音楽に慣れていない。
それでも、今日は100%のテンポのまま、左足だけ、左手だけ、右手だけと、楽譜を1段ずつ何度も楽しみながら、曲を自分にインストールしていった。
とても幸せだった。
今日は朝から1時間くらいかけて、大掃除に近い手入れをした。
自室だけだが、頑張ったのだから良いだろう。
新しい曲は自分にクリスマスプレゼント、という話を子どもにしたところ、「安くない?」と言われた。
曲によって、楽譜・データの合計金額に4倍くらいの差があることを、わかっていない発言。だが、確かに最安値付近と思う300円台だった。1000円程度だとしても、大人としてはプチギフトの範囲だろう。
プレゼントは高価な方が良い、なんて考えは持っていない。
幸せなのだから、それで良いこと。
秋から自室のデスクにいる、大切な冷たい友だちのおばけちゃんは、400円台だったと思う。
値段と幸せ度は関係ない。
自閉スペクトラム症だから?とも思ったりはする。
そうかもしれない。人目も評価も気にせず、好きなことに没頭する傾向の病気。安くても何でも、好きなものは好きと言い切って幸せな人は、珍しいのかもしれない。
幸せになりやすくできているなら、それはとても恵まれているということだろう。優しく祝福される歌詞の「祝福」も、きっとすぐに仕上がる。
…と、勝手に自分が祝福されていることにし、自己肯定感を爆上げしておくことにしたクリスマスイブ。