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秋の花

今日は夫の誕生日。秋の雰囲気を感じながら花を買ってきて飾った。昨日も買えるタイミングはあったのだが、無駄な動きをしているうちに他の用事とともに忘れ、帰宅してしまっていた。

激しい雨が時々降る日だったが外出した。雨にはほぼ当たらずに用事は済んだ。

生花店では、既にまとめられている花束が少ないようだったので、しばらく店内の花を眺めた。リンドウ・ケイトウ・ガーベラ・ルスカスを選んだ。

おかしな組み合わせではないのか、店員さんに相談した。問題なさげだったので、その4本をまとめてもらい買ってきた。

ルスカスは、花ではなく葉っぱだけ。何だかきれいだと思った。店員さんは、葉から触手のようなものが育つかも、という話をしていた。確かに葉の真ん中には、裏表ともに何か小さな出っ張りやヒゲのようなものがあった。

用事を終え帰宅していると、家のそばでは嵐になっていた。数分待てば止みそうだと考えたが、濡れてはいけない物は濡らさずに帰れそうだったので、気にせず激しい雨の中に出た。

いろいろな場所に叩きつける雨の騒がしい音を聞いた。
風でうねる雨を近くで見た。
塀など厚みのあまりない場所の上でも、激しく跳ねている真っ白な雨粒を見た。
雨を近くで感じた。

呑気に雨だと思っている場合ではない台風の影響ではあるのだが、何だかのんびりと過ごした日。子どもが作ったパフェのおやつと、いつもとは少し違った夕食を美味しくいただいた。久しぶりのちらし寿司と鴨肉のサラダ。

子どもも料理していたが、比較的最近まですし飯を好まなかったために、寿司の盛り付けを任せると、毎度、何だか斬新なことになっていた。

今回のちらし寿司は、盛り付けた皿が小さめだったために山盛りだったが、昭和生まれにも違和感なく盛られていた。パフェの盛り付けも、もう少しで違和感がなくなりそうだ。

夜になりルスカスを調べると、葉の真ん中で、裏表ともに花が咲くらしかった。花瓶でそれほどに育つとは思っていない。が、長持ちする様子は感じる。
少し観察してみようと思った。