片隅へのエール
嫌いだ。と思えるものが少ないわたしです。
逆に、好き!と思えるものが多い。
特に道端にそっと咲く花や、駐輪所の片隅で彩を添えているように咲く花など、人目も気にせずしゃがんで撮る。
一緒にいる家族は「またはじまった」とあきれ顔。
「あなたの美意識は解らんな~」などとよく言われる。
しかし....…撮った写真を後から見せると「うん!イイね~」と変に褒められるから嬉しくなってまたしゃがむ(笑)
運悪く?根を下ろした場所が人工物の上。
ひげ根を伸ばして子株を増やしたようですが、残念なことにひげ根は切れてしまっていました。
でも....…独り立ちしたんだよね?とポジティブに考えることにしました。
歩く場所、足元にも細心の注意が必要な気がしてきました(笑)
ブロック塀と車道とのわずかな隙間に雨で汚れた葉を従えて、小さな輝きを放っていた勿忘草(わすれなぐさ)
どこから飛んできて根を下ろしたのやら.......。
ずいぶんと前に読んだ『置かれた場所で咲きなさい』とい書籍がありました。
まさにその通りのような姿に惹きつけられました。
本当はもっと端に止めたい自転車ですが、花たちを下敷きにしたくなく、何気にずらして止めているようです。
名も知らない花ですが、毎年同じところで咲いてくれています。
雑草?と言われる部類なのかもだけれど....…可愛くて引っこ抜くなんてできません!
お若い頃の昭和天皇が「雑草という草はありません。どのような草花にも名はあるのです」ということをおしゃったと記憶しています。(お言葉に違いがあるかもしれません)
とても素敵で、心に深く刻まれたお言葉でした。
しかし、わたしは今もって名の知らぬ草花が多すぎて何と形容したらよいのか...
草花辞典(ポケットタイプ)を持ち歩けばよいのでしょうが、日が暮れそうです(笑)
手入れの全く行き届いていない場所に、負けじと咲いていたツルニチニチソウに思わずゴメン!
あ~せめてもうちょっと片づけなきゃと独り言。
窓の片隅でジーっとのぞいてる猫。
しっかり視線を感じましたよ(笑)
近場の散策をやめて家に戻ることにしますね。
家に戻ったら、家人に写真を見せて自慢しよう!
サポートしていただけると凄く嬉しい!!!! こよなく愛する二匹の猫たちのご飯と、本の購入資金に使わせていただきます。