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病気に振り回されない人になるには?

自宅・地域にいても精神病院やデイケアなどになるべく頼らなくても

「いい感じの自分」で生活できるようになる。

というのをモットーにしていきたいと思い活動しています。


今回はその内容のブログです。


「地域で生活する精神障がい者が自分にとって調子のいい状態を獲得するプロセス」


①自分で病気と一緒に生きる経験を通して自分なりの方法で生活していくこと

(コントロールしていく)(自己効力感)=リカバリーと、いいます。

病気に振り回されるのではなく、自分で病気をコントロールし生活を自分で舵取ること


②いろいろ工夫して生活しているけど病気に振り回されていることがある

→認知機能を訓練すると良いことが判明しました。

統合失調症や双極性障害で見られる、認知機能障害によって病気を再発させてしまうことが生活の中で見られていました。

認知機能障害とは、記憶や注意、遂行機能のことを指します。

例えば、統合失調症を持っているひとです。不眠の影響で幻聴が活発に出ているので困っていました。そこで
診察の時に主治医に睡眠薬を処方してもらうように訴えました。しかし、服薬しても一向に良くなりません。実は、夜寝る前に「コーヒーを飲む習慣」があったからでした。本人はカフェインで夜眠れなくなるということを知らずに不眠に悩んでいたのでした。

例を解説しながら進めていきます。

我々(精神疾患と診断された人)は、「病気に振り回された」(幻聴)後に、

生活の中で「試行錯誤」(医者に睡眠薬をもらう)し、「取捨選択」(コーヒーを飲むことはやめず←気付かずにいた)

を繰り返していました。


本人にとって効果的で、生活でなじみやすい1番合うものを選んだものの

時には病気に振り回されていたこともありました。


そもそも「夜にコーヒーを飲むことは睡眠の妨げになる」「病気じゃなくたって夜中起きちゃうよ」

◉と、いうのがわかっていれば、睡眠薬を飲まなくても熟睡できたのかもしれません。

◉他にも熟睡できなかった何かがあったのかもしれません。

高齢だったから睡眠が浅い、体のどこかに怪我をしている、薬の影響、他に何ららかのストレスがあるなど

これらがわかって、理解したり、考えたりすることを「遂行機能」といいます。

例の人は「遂行機能」をもっと鍛えることで

より自分らしい、いい感じの自分に近づくことができると考えます。

これらを鍛えるには、

認知機能リハビリテーションは訓練と日常生活との橋渡しが重要といいます。(文献より)


[まとめ]

○障害を持っていても自分で障害をコントロールできていれば「いい感じの自分」に近づける。

○自分を客観的に見る能力(認知機能リハビリテーション)の訓練と生活に落とし込む作業で再発が減ることが研究で判明した。

[考察]


自分を客観的にみることができれば「病気」をコントロールができる

客観的にみるには「認知機能障害」を訓練し、自分の日常生活に落とし込むこと


タイトルでお話ししたかったことは、

「病気に振り回されない人」になるには生活の中で「客観力」を訓練すること

でした。

→故に (ここからは感想)**************************************************


○詰まるところ認知リハビリテーションの定義を改めて学ぶ必要性が見えてきました

○誰でも客観的に自分のことは見えなかったりするので
①他人からみた自分を聞いてみる
②ノート類に日記や記録をすることが良いアイディアかなと。


寒い日が続きますが

お体とメンタルに気をつけてお過ごしください


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