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てつがくカフェ

今日は,後輩の床屋で散髪をし,少し行ってみたいと思っていた《てつがくカフェ》というのに参加してきました。こういった無料イベントに関しては,昨年ネットワークビジネスへ引き込まれそうになったので,参加するのには,ためらいもあったのですが,自分の可能性の為には一度行ってみようと考えまして,思い切って参加することにしました。


毎回テーマが違っているようで,今回のテーマは『親の呪いは解けるか?』という事でした。私はアダルトチルドレンでの生きづらさに関しても自覚しているのもあり,自分の中で「親」というテーマには関心がありました。何かのヒントが隠されているかもしれない,そんな思いもありましたね。そして,私の開催するHSP交流会に関しても,こういったホワイトボードにマッピングしながら進めていくスタイルというのも,たまには良いのではという思いもあり,勉強のつもりでも参加させて貰いました。


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毎回,私はHSP交流会の主催をしている側なので,つい忘れがちになってしまっていましたが,実は今回の私の行動は,初参加への不安もありまして,こくちーずへの申し込みはせずに,飛び込みで参加させて貰いました…(苦笑)年齢層は幅広かったように思います。私も最後まで黙っていれば良いかくらいの思いで参加することにしました。


会が始まってからの1時間半は,話をひたすら聞いているだけで,メモにとっていました。そんな中で,HSPが影響しているせいなのかディスカッションの展開を感じてしまって,私が思っている「親の呪い」というものとは離れてしまったような印象を受けました。だから余計に発言が出来なくなったように思います。


しかし,私はカウンセラーの佐々木先生から色々と教えて貰っていたので,何か発言を残してこようとは自分への課題にしていました。私は「親の呪いって非言語の呪いってあると思うんです」という場違いな発言をさせて貰いました。本当にそう思ったからです。


私の場合は,ギャンブル依存の父親,そこに母親の涙。休日返上でパートに出ている姿。こういった部分が感謝でもありますが,今でもそういったシーンが頭から離れないという話をさせて貰いました。母親には心配掛けたくない思いもあるし,父親には毅然と接するべきだと思ってしまう。後に両親は離婚するのですが,父親から職場に「元お父さんです。お父さんもう時期死ぬから,金はその後で戻るから,金を貸して欲しい」。そんな電話を何度も貰いました。毅然と断っているんですが,こっちは心中穏やかではありません。


そして,昨年亡くなりました。その後の負の遺産に対しても揉めたんですけどね…。この話を全て話すことはしませんでしたが,6割5分位は発言したんです。ただ,やっぱり場違いだったような気がしますし,今思うと言ってはいけないKY発言だったような気がしてしまいました。重すぎたような…。

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その後は発言することはありませんでしたが,最後の方のコメントで,私宛におっしゃってくださったんでしょうが,「過去は変えられます」という事をおっしゃっていました。私はコメントする気は無かったのですが,過去を変えたいと思った事は無いんです。正直,こういった会を通じて似たようなAC仲間が欲しかったんだと思います。


ただ,今回はディスカッションの話。これは交流会とは違っている場ですからね。会を終えて,感想を提出して退出させて頂きました。


私は,自身が大学生だった頃を思い出しました。歳下の子(同期)から相談されまして,心の病(うつ症状)に関してのテーマでディスカッションを行ったようなんですが,ディスカッション後,教授から「ディカッションには重すぎるテーマだから気をつけるように」と言われたと,私に話してくれたことがありました。


今回もそういった事だったのかなと思いだしてしまいました。何が正解だったのだろうか。私も分かりませんが,これも無料での会だったので,どんなテーマでも参加しているような常連さんもいらっしゃると思うので,ZOOM参加も入れて30人弱はいたのかな。私は発言したことは後悔していませんでしたが,重すぎたなと感じさせられました。


ただ,こういった形で進めていく会は経験させて貰ったので,こういった形式で,HSPさん(ACさん)対象にした交流会で,テーマを決めてディスカッションをする機会をメインにした会も良いのでは無いかという思いにもさせられました。


私は,HSPですし,ACですし,鬱病経験者ですし,なので当事者ならではのディスカッションが出来るような気がしたんです。大変勉強になる会でした。きっと,てつがくカフェさんも後にブログなどに掲載するはずなので,そちらへの総括を観て,それからまた私なりの感想を書いてみたいと思います。





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