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時間を忘れて『リフティング』に熱中した選手たちのお話

こんにちはー!
次世代のために、サッカーコーチの地位を高めるチャレンジャー、アオです!

今日は、僕がこれまでの経験の中で、小学生でもリフティングの練習を頑張ることができたチャレンジを紹介します!

そもそも、サッカーの練習でリフティングは必要か?という疑問に、僕なりの考えをお伝えしたいと思います。

ぜひ、小学生の指導をされている方の参考になればうれしいです!
お子様の特訓を見守る保護者の方も必見です!!


リフティングと私

リフティングとは、体の部位を使って、ボールを地面に落とさずにタッチを続けるもので、その回数を数えたり、触る部位を変えたりする、ボール遊びです。サッカー経験者なら、誰もが一度はチャレンジしたことがあるのではないでしょうか?


ネットでも多くのプロ選手やサッカーコーチが動画を配信し、リフティングの技を披露していますね!


僕も昔は苦手でしたが、小4くらいで火が付き、折れ線グラフの記録用紙を作成し、それを冷蔵庫に張って、毎日練習していました。
よく母親に観てもらったのですが、母が見ているとすぐに落とすというジンクスはなんだったのでしょうか?笑

だんだんと記録も伸びていましたが、100回目前の98回で落とした時はさすがにがっくり来ました・・・今でもその光景を覚えています。笑


ただ、その2日後くらいには100回を超えられた記憶があります。

ちなみに最高記録は中学1年生で出した、1104回です。

初めて1000回を超え、これ以降は最高記録を出そうと取り組んだことはありません。
今の小学生は、何千回とやれるような子もいて、びっくりですが・・・笑


リフティングを頑張れば、何があるの?

さて、「リフティングの練習は必要か?」という問題ですが、結論から言うと僕は必要であると考えます。
なぜならば、下記の3つがリフティングの練習を通して得られるからです。


①目標設定ができる
リフティングをはじめると、『何回までいきたい!』という目標が生まれてくるはずです。
これが、保護者やコーチに言われている回数では、なかなか到達は難しく、自分自身が本気で思う目標に設定できれば、けっこうすぐに達成できると思います!


②浮き球に強くなる
リフティングは常にボールが浮いています。なので、プレー中の浮いているボールの処理が上達します。
それはボールタッチだけでなく、空間把握能力も身についてくるので、プレーの安定感が増してきます!


③『成長』を感じられる
リフティングはサッカーというスポーツの中で、簡単に数値を可視化できるものです。なので、自分が成長していることが実感でき、さらに頑張ろうと思うことができます。
以前記載した、「成長感」ではなく、直接『成長』を感じられることはとても大きなメリットです!


以上の3点から、僕はリフティングの練習に取り組むべきだと考えます。
ただ、何事も極端になってしまうとその代償も大きくなってしまうので、
あくまでリフティングは練習の1つであり、そればかりをやっていて良いわけではありません。

「リフティングがうまい≠サッカーがうまい」


サッカーはあくまで、試合で相手もいる中でいかにプレーを発揮できるかが大切です。

なので、リフティングだけをとことん練習するということは避けた方がよいと考えます。


子どもたちに伝えたいこと

僕が指導するときに大切にしているのは、リフティングそのものの上達を目指すのではなく、リフティングを通して、努力の大切さや達成感を味わってもらいたいと常に考えています。
そのためには、段階的目標(スモールステップ)を設定することが重要です。



リフティングチャレンジ!!

ここからは、具体的にどういうものを設定しているか紹介していきます。
僕が小学3年生を担当していた時に、行っていたチャレンジです。

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