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怨みたいわけじゃなかった それでも許せなかった ◇あらすじ ◇はじめに この二次創作に…
目次 - 第1節 『Fate/Grand Order』とTYPE-MOON様をはじめ、多くの皆様へ敬意を込め…
目次 アバンタイトル 第2節 勝利に喜びなどありません。 傷つくのは悲しいことです…
「ありがとうございます」 絞り模様が散らされた臙脂色の座布団に座っていた少女は、目の…
目次 第2節 第4節 都内某所。 「ただいまー」 二十代後半くらいの髪の長い女性が、一…
「木村さん! お待たせしました!」 「いえ。マシュさん、大丈夫ですか?」 「はい、私は…
――特に何も起こらなかった。 「……。」 少年から貰った怪しげな機器と接続を試みた直輝だったが、特にこれといった変化は感じられなかった。 全身に力がみなぎったり、耐えがたい苦痛に襲われたり、そんなことは微塵もなかったのだ。 しかし、直輝は間もなく気づく。機器の画面にあった接続数という項目に、1という数字が表示されていることに。 「……。」 直輝は素早く機器をポケットにしまうと、こぉーと音を立てて強く息を吐き出しながら、目の前に迫るゴーレムを見据えた。 空っぽに
「はぁっ、はぁっ……。」 ステンノのもとに辿り着いた頃には、直輝の白く平たい背中は汗…
「木村さん! もう少しで交戦地点に到着です!」 「はぁっ、はぁっ、はい!」 ステンノ…
「……。」 「……」 直輝とマシュは、まだ暗く人気のない道を静かに北上していた。 取…
順不同にて、あとにも続く。 Scott David Aniolowski様をはじめ、多くの皆様へ敬意を込…
「嘘……」 嘘のような静けさばかり残して、爆発と共に男は消えてしまった。 女性はあまり…
「……もう、やだ」 いきなり絡んできたおかしな男が、二度も目の前で爆発して消えてしまい…
また、あの夢だ――。 ジジジジジジジジと虫けらが鳴きわめく。 ジリジリジリジリと太ようが照りつける。 タラタラタラタラと汗が流れおちる。 タタタタタタタタと俺が走りまわる。 ブォーンと鳴っているのは扇風機? いや、違う。 ブォーンと鳴っているのは戦闘機。ああ、違う。 まだ見たことがないはずの過去の記憶、思い出し気づく。これは夢だ。 俺はもうガキじゃない。 目が覚めるとブォーンという空調の音が、現実に残ったまま、まだ聞こえてた。 起き上がった俺の首を背