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コロナがもたらす高等教育の未来予想

私は、高等教育に関わる団体の末端構成員です。ショッカーみたいな感じだと思っていただければ結構でございます。

今回、コロナがもたらした影響は非常に大きく、今後の学校経営や学校の在り方そのものを変えなければならない局面にあると肌で感じています。Twitterを眺めていると、様々な学生からの意見を見ることができました。9月入学についての検討案、学費の減免、科目履修ののありかたを問うなどです。従来型の教育が受けられないことへの不安が噴出しているという表れとして受け止めています。


「学校らしさ」を問われている現在

従来の学校は、学生が学校の教室に集まり授業をうけるスタイルでした。ですが、ご存知の通り三密の問題でオンラインに置きかわることになります。そこで出てくるのは「学校らしさとは何か」という問題です。

例えば専門学校のように職業技術を学ぶ学校の場合、技術だけを学ぶのであれば、無認可のオンラインスクールでも事足りるかもしれません。それでも学校に行きたいと思わせる理由はなんでしょうか?学歴を得ることが目的でしょうか。(無認可校は学歴にならない)

体感として感じるのは、多くの学生たちは「学校らしさ」に期待と憧れをもって入学してくるということです。それぞれの学校の立地、歴史、そこで出会える仲間、先輩、先生と出会える経験の総体イメージが「学校らしさ」なのだとしたら、今後しばらく続いていくであろうオンライン教育現場で、どうやって「らしさ」を創出するのかが、学校関係者にとってコロナ禍を乗り越える鍵になると考えています。


「場」をオンライン上で共有するには

「学校らしさ」が経験の総体だとしたならば、それを支える「場」こそが、空間・時間・としての学校でした。そこに集まった人々が「場」を共有することで「学校らしさ」がより強く喚起されていたといえます。物理的に集まることが出来ない今、オンライン上に「場」を作ることを考えてみても良いかもしれません。学生同士がゆるくつながることが出来る「場」です。

なんとなくまとめ

なんて、それらしいようなことを書きましたが、現場で対応される先生方は今目の前のことでむちゃくちゃお忙しいかと思います。学校そのものの仕組み作り、学生対応、オンデマンド動画の制作など…本当にお疲れ様です。良い未来が迎えられるよう、頑張っていきましょう!ウイッス!


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