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【一日一詩】 まさかり

真っ直ぐに獲物を狙う目
狩人はこの瞬間を待っていた
林の中に光る獣の目
そして気配

立派なツノを大きく振り
エゾシカは倒れた
目をしっかりと見開いたまま
神の贈りものか
神が姿を借りたのか

生命の輪が幾つも重なる森
止まった時を風が動かす
遠くでまた別の輪が
まわり始める

生命をいただき
生命をつなぐ
真の狩りよ

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