今更聞けない!アロマってなに?
アロマって良い香のやつでしょ??ってよく聞かれます😅
"アロマ"って言葉は知ってるけど、ちゃんと何なのか知らない人がほとんどだと思います。
今回はアロマとは何なのか、説明していこうと思います!
1.アロマテラピーとは
アロマテラピー(アロマセラピー)とは、フランス発祥の植物から採取されるピュアな精油(エッセンシャルオイル)を使った芳香療法です。
香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用や皮膚に吸収される作用により、人間の自然治癒力を高め、心身の不調を改善する助けをしてくれます。
※アロマテラピー」と「アロマセラピー」は同じ意味です。アロマテラピーは仏語読みを、アロマセラピーは英語読みを日本語表記したものです。
2.アロマテラピーの定義
アロマテラピーは精油を用いて※ホリスティックな観点から行う自然療法である。
※ホリスティックとは、身体の不調に対して、その部分だけの問題ととらえず、心も含めた全身的・全人格的なものとしてアプローチすることです。
3.アロマテラピーの目的
❶リラクセーションやリフレッシュに役立てる
❷美と健康を増進する
❸身体や精神の恒常性の維持と促進を図る
❹身体や精神の不調を改善し正常な健康を取り戻す
4. 精油とは
精油=エッセンシャルオイル
植物の花、葉、果皮、樹脂などから抽出した、活性成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。
世界中に香りを持つ植物はたくさんあります。
その中でも十分に香り(芳香分子)を分泌する器官を持った植物を芳香植物と呼び、芳香植物から精油を採ることができます。
地球上に30万種(細かい分類で考えると80万種)もの植物がありますが、芳香植物はそのうちの10%程度と言われています。
さらにその中でも芳香物質を抽出できる植物はほんの僅かなので、精油はとても希少なものなのです。
5. アロマテラピーとウィルス対策
アロマテラピーの抗菌・抗ウィルスに関しての歴史は古く、中世のヨーロッパでペストが流行した際、ハーブを酢に漬け込んだハーブビネガーを全身に塗った泥棒たちがペストにかからなかったことから「盗賊のビネガー」が流行するなど、古くから様々なハーブ(精油(エッセンシャルオイル)の主な原料)が活用されていました。
またティートリーは、オーストラリアの先住民族であるアボリジニの間でお茶として飲まれていた植物の一種だったため、ティートリー(お茶の木)と呼ばれるようになったといわれており、アボリジニの伝統的な治療薬としても古くから利用されてきました。
こうしたことから、現代の様々なウィルス対策にも、 精油(エッセンシャルオイル)の天然の抗菌・抗ウイルスの特徴を上手に活用し、生活に取り入れていただきたいと思います。
6.まとめ
アロマテラピーとは、フランス発祥で植物から採れる希少な芳香成分を用いた芳香療法で、日本ではリラクゼーションとして知られていますが、リラクゼーションだけでなくホリスティックな観点から心身の不調を改善させるために生まれたものです。
皆さんもうまく生活の中に取り入れ、自然の力で心身ともに健康的な毎日を送りましょう。
AromaBlossom
齊藤夏美(さいとう なつみ)
アロマ関連資格講師
・日本産天然精油スペシャリスト
・ナードアドバイザー
・アロマ空間デザイナー
・介護アロマセラピスト
・環境カオリスタ
・アロマテラピー検定1級
aroma@blossom-azusa.co.jp
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