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オンライン会議で声が枯れる!?

みなさんはこんな経験ありませんか?

これまで対面で会議を行っていた時には感じなかったノドの違和感…
なぜか1~2時間オンラインで話し続けると声が枯れてしまう。

それは対面で話している時とオンライン時では声の出し方に圧倒的な違いがあるからなんです!

それはどのような点かというと…

声の出し方の違い
【対面時】
相手との距離に応じて自然と声量を調整して会話をします。
話しが盛り上がってきたら自然とボリュームアップし、その後、落ち着いたトーンに戻る、というのを繰り返します。
また、時間が経つにつれ相手との距離が縮むことで、自然と会話の中に「間」が生まれます。

【オンライン時】
画面越しに相手の表情のみを頼りに、会話を進めます。
表情だけでは相手の感情が読み取りづらく、少しでも「間」があいてしまうと無言の時間が過ぎ、耐え切れず話し出すことで、自然とお互いに言葉数が増えます。
マイク越しに話しかけますが、相手にどのくらいのボリュームで自分の声が届いているのかが確認できないため、相手の顔色をうかがいながら声を発します。

※このように、対面とオンラインでは会話するときの距離感や空気感、相手から得られる情報量が違うため、負荷がかかり、発声に影響が出ているのです!

では、

どうやったらその影響を最小限に抑えられるのでしょうか!?

すぐに実践できる【3つの解決方法】
➀表情豊かに話す・聞く
②ジェスチャーを加える
③相槌の代わりに頷きを増やす

こんなこと!?
と思われるかもしれませんが、たったこれだけで声の枯れを最小限に抑えることができるのです。

この3つがもたらす効果は、

➀表情豊かに話す・聞く
→表情を豊かにすることで口元がしっかりと動き、聞き取りやすい発声になります。また、画面から得られる情報は顔の表情がほとんどなので、相手と会話をスムーズに進めるためにも、こちらの感情を表情でしっかりと伝えることで、相手が話しやすい空気を演出します。

②ジェスチャーを加える
→声だけで何かを伝えようとすると力が入りすぎてしまい、ノドに疲労が溜まり、声が枯れる原因となります。ジェスチャー(特に手振り)で感情表現を補ってあげることでノドへの負担を減らします。

③相槌の代わりに頷きを増やす
→オンラインで同時に声を発すると自分の声が優先されてしまい、相手の声をかき消してしまうことがあります。会話の途中で声が途切れてしまうことで、話が理解しきれずコミュニケーションの妨げになるのを防ぐためです。

※誰でもすぐに実践できるものばかりですので、今日からぜひトライしてみてください!

それでもまだ、
声が枯れてしまう!
上手くコミュニケーションを取れない!

と感じた方は、直接コメントをお寄せください。
個別にご相談に乗らせて頂きます。

【記事を書いた人】
エンリッチボイス
代表 堀田亜沙子(ホリタアサコ)
大学・大学院にて声楽を学び、本場イタリアでのレッスンを受け、国内で声楽家として活動。音楽教室・ヴォーカル教室での講師経験後、独立。
マイクを使用せず、体を楽器として最大限活かしたクラシックの発声法をもとに、一般の方にもわかりやすく、必要な筋力・体の構造をロジカルに説明することで、短期間での習得をお約束します。
より良い発声を目指した結果、発声に必要な筋力が、高齢者の嚥下機能(飲み込み力)の維持・向上と密接な関係があると気づき、現在は医療従事者とともに、高齢者向けの嚥下機能を維持するための喉トレーニングの活動に、特に力を入れている。
【HP:喉トレ】
https://nodotore.com/
【HP:ボイストレーニング】
https://music-instructor-592.business.site/
【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UC_DjhObA5qVobRObyF6Skaw?view_as=subscriber

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