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虫の声(=^・^=)


昼は猛暑でも・・・(=^・^=)

昼はまだまだ猛暑日が続いてなかなか、夏❣終わってくれないようですが、朝の風は、さわやかさが、少~しですが感じられる様に思います(=^・^=)

ここ門司港では夜は、しばらく前から、何処からともなく虫の声が聞こえるようになつてきました。残念ながら何という虫が鳴いているのかはわかりませんが・・・😿

覚醒❣❢


虫の声と云えば、思い当たるのが、江戸時代の高僧「白隠禅師」のお話❣❢

若い頃から非常に知性的な禅僧だったそうですが、頭が良すぎて、理詰めで物を考える所為なのか、「法華経」と云うお経は、たとえ話ばかりで、大したことないと余り重要視していなかった様。

そんな白隠禅師、年齢を重ねて40歳を過ぎた、或る秋(旧7月)の夜、弟子に修行の一環として「法華経ー譬喩品」を読ませていたときのこと。
何処からともなく聞こえてくる虫の声に眠っていた感性が触発されたかのように、突然として、法華経の真理が、眼前に広がり、あっという間に悟りを開いたと云われてますね~。

此れは、紀野一義著「法華経を読む」と云う本の中に引用されています。
その感動的場面を少し引用しますと
「師毎日訓練すること許多 一夜譬喩品に到る 因みに蛬(キリギリスーコオロギ)の古砌に鳴いて声々連なるを聞き、豁然として法華経王の理に契当す
初心起こすところの疑念 樸念として消滅し従前多少の悟解了知 大いに錯り了れること了得す 經王の王たち所以璨乎として目前に満つ 覚えず声を放って号泣す・・・」(法華経を読む―白隠禅師伝)

豊かな感性の持ち主ともなれば、虫の声にも感応して悟りを開くことができるのですね~❣❢

現在は・・


さて、今の世の中にこのような豊かな感性を持っている方どれほどいるのでしょう。
この様な感性がやはり命を大切にするというような情緒につながっていくと思うのですが、残念ながら、現在の日本、もう暫くすると「虫の声」も雑音としか聞こえないという様な、ヒトも現れてくるかもですね・・・

北九州では・・


豊かな感性よりも金儲けの方法が重要と云った風潮が無きにしも非ずかなと云う感じですが・・。

北九州で言えば、「初代門司港駅遺構」の取り扱いで、ユネスコの機関イコモス(国際記念物遺跡会議)から保存要請を受けたりしていますが、市は保存よりも商業施設と云う考えの様。さてさてどうなるのでしょうか😿

NETより拝借

なが~い目で見れば経済活動は勿論大切ですが、人間の情緒教育にも役立つ文化財の保存等々も重要だと思います。また、情緒教育と云う面から言えば、動物との触れ合いを通じて命の大切さを教える事も重要なことだとも思いますが・・・(=^・^=)



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