見出し画像

本を読む時間をつくる|6月の読書会

定期的にお店の営業時間終わりに開催している読書会。今回は3名の方にご参加いただきました。
お店で開催している読書会の流れや、読書会を始めた経緯などはこちらの投稿に載せています。

6月の読書会|みんなのおすすめ本

【ライオンのおやつ】 著者:小川糸

【花咲舞が黙ってない】 著者:池井戸潤

【うまくいっている人の考え方 完全版】 著者:ジェリー・ミンチントン

【本屋、はじめました 増補版】 著者:辻山良雄

【ある男】 著者:平野啓一郎

私が読んだのは『本屋、はじめました 』と『ある男』の2冊。ある男は最近やっと読み終えました。

平野さんの作品を読んだのは、『私とは何か―「個人」から「分人」へ』がはじめてでした。この分人という考え方にとても共感ができ、納得をし、生きるのが楽になった記憶があります。

そこから、『マチネの終わりに』を読み、次に『ある男』です。

愛にとって過去とは何か。過去の出来事、生い立ち、全てを知って愛することはできるのか。目の前のあなただけを愛する事は難しいのか。人にはたくさんの顔があって、全てを知りたいとは思えない。いいところだけを見たいというのはエゴなのか。

平野さんの作品は、心にどっしりとしたものを感じます。読み終わった後も考えさせられるし、その考える事も楽しめます。

至る所に難しい表現や言葉があり、付箋を貼って読み進めました。最後に感想をメモする際に、その言葉の意味なども調べます。初めて触れる言葉や表現に、嬉しくなりました。

おわりに

ライオンのおやつを読んでいた方は、「以前の読書会で紹介されて買ってみた」とのこと。私まで嬉しくなりました。
他の方がおすすめする本って気になってしまうんですよね。
読んで、私はこう思ったよ、って一緒に話したいと思ってしまいます。

【うまくいっている人の考え方 完全版】はカバーが違うから気づかなかったけど、気になっている本でした。Kindle Unlimitedでも無料で読めるみたいなので、さっそくチェックしてみます。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?