Tracy & Hepburn the Definitive Collection

·少し前に購入したのですが、スペンサー・トレイシーキャサリン・ヘップバーンの米盤10枚組。二人の共演作は以下の9本で、もう1枚はトレイシーのドキュメンタリー。

1. 「女性No.1」 Woman of the Year (1942) ジョージ・スティーブンズ監督。
2. 「火の女」 Keeper of the Flame (1942)ジョージ・キューカー監督。
3. Without Love (1945)ハロルド・S・バケット監督。
4. 「大草原」 The Sea of Grass (1947) エリア・カザン監督。
5. State of the Union (1948)フランク・キャプラ監督。ユニバーサル作品。
6. 「アダム氏とマダム」 Adam's Rib (1949)ジョージ・キューカー監督。
7. Pat and Mike (1952)ジョージ・キューカー監督。
8. Desk Set (1957)ウォルター・ラング監督。20世紀フォックス作品。テレビで見たときは「おー!ウーマンリブ」という題名でした。
9. 「招かれざる客」 Guess Who's Coming to Dinner (1967) スタンリー・クレイマー監督。コロンビア作品。

英語しか書いていないのは、日本劇場未公開です。「女性No.1」「Without Love」「アダム氏とマダム」は、かなりドタバタなロマンチック・コメディ。「アダム氏とマダム」で、浮気している夫を射殺しようとした女性をめぐって弁護士夫婦が法廷で対立するって設定って、あり? トレイシーとのコンビ作がなければ、ヘップバーンはヒットしない女優のレッテルが貼られたままだったかもしれません。トレイシーとのコンビ作で、ぐっと親しみやすい存在になったし、トレイシーが「招かれざる客」撮影後に心臓発作で亡くなったあと、さらに高い評価を得ることになります。

2013年4月5日

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