「妻と女秘書」(1936)

ジーン・ハーロウの四作セットから「妻と女秘書」。

夫クラーク・ゲイブルがハバナに急用で出かけ、妻マーナ・ロイが深夜電話をかけると、秘書ハーロウが出てきたので、妻は別居を決意。どこがいいのかわからないハーロウよりも良妻賢母型のロイが圧倒的に魅力的なんだけど、私は精力的なゲイブルじゃないし。誤解にもとづくドタバタなコメディではなく、もっと大人のコメディ。ハバナの夜、実際にゲイブルとハーロウの間に一発触発な雰囲気が生じるし、妻ロイが欧州に旅立つとき、ハーロウは自分の気持ちを正直に伝えることで彼女を引きとめようとするのです。

2014年10月26日

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