「映画理論:感覚を通じての入門書」

今年の一冊目(昨年暮れから読んでいたけど)。トマス・エルセサーらの「映画理論:感覚を通じての入門書」という200ページほどの本。

感覚ごとに章を分け、重要な理論の概要とそれに対する批判をまとめたもの。

映画は「窓」「額縁」「入口」「鏡」「まなざし」であるという視覚中心の前半は過去のおさらいみたい。観客の心身を一体のものとしてとらえて「触覚」「聴覚」「頭脳」と展開していく後半は今後いろんな本を読み進むのに役立ちそう。

2017年1月3日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?