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〔記憶物語〕~海の中②



ふたりで重鎮のいるところへご挨拶をしに行きました



重鎮にご挨拶をすると、重鎮からこんな声をかけられました



《おまえたち ようやく来たか。

長かったな。


やっと決心がついたようだな。


出発する準備も整えたようだな。


では、出発する前にふたりに確認しておきたいことがある。

聴いてよいか?》


はい、どうぞお願いします😊😊



《どんなに離れても離れてなぞいないことをしっかりとお互いが感じとりあえることが出来るのかどうか。

その感じとりあう行為は決して生易しいものではなくて、きついものであったりつらすぎるものであることも無くはない。

それをちゃんとふたりでお互いに感じとりあいながら学びあっていけるのかどうか。

それをする覚悟はついているのかどうか》


はい、ついています。出来ています。



《よし。それならばよい。

直ぐに行く支度を始めなさい》


わかりました!

ありがとうございます😌😌



私たちは、外の世界へと旅立つ支度を始めました



◦¨◦…◦¨*…◦¨◦…◦¨*◦¨◦…◦*


外の世界は、どうかなぁ…

楽しいかな?

面白いかな?

嬉しいかな?

それとも、、

苦しんだり辛くなったりしちゃうのかな?、、

なんか、、不安だな😖💧…



〈大丈夫だって!俺がついているから。

いつでもkayoの中には俺が居るんだよ!

不安になることなんてないよ!

全部自分が生み出している世界なのだから。


そうなる、って思っているからそうなっているだけのことだから。

いやだったら変えればいいだけさ。

簡単なことなんだよ。

難しいことなんかなにもないよ。

すべて、自らが生んだ世界をみているだけに過ぎないのだから〉



そうね~。

わかってはいるんだけどね。

そう思えばそうなる、ってことは。

はっきりと十分に承知していることなんだけれど、、なんとなく…



〈要らない心配は手放して行こうよ!ここに置いていけばいい。あとから取りに戻ることもあってもなくてもいい。

ここはみんなの生まれ変わりの場所なんだ。

必要ないものは置いて、運んでいかなくてもいいんだ。



もし、

取りに戻ることがあるとするなら、その時は自分のやるべきことを思い出した時なんだ。

それをしないと前に進めないような時に、ここに置いていった自分の心の思いを振り返ることをしたときに、その感情を絶え間なく見つめながら、手放していくときに取りにかえってくるんだ。

だから、いつでも取りに戻れると言っても嘘ではないよ!


自分自身の準備が出来たなら、きっと、していくことになるだろうからね〉



そうね、

そうよね、

そうなのよね!


わかった!

必要のない心配の思いはここへ置いていくとするわ!

だって、

生まれ変わるなら楽しい方がいいもの🎵



〈自分で決めた道を歩くだけだけどね。

その中には楽しいことばかりではなくて悲しいことや辛いこと、信じられないこと、嘘や偽りが多いこと等が溢れた世の中の道に入っていくことでもあるんだ。

だけど、そんなことばかりじゃぁなくて、嬉しいことや楽しいこと、よろこびごともたくさん溢れかえっているから、

何を選んで生きようとそれぞれの勝手で自由なんだけど、辛いことから学ぶことの方が、とても豊かな魂の成長に繋がっていくことにもなるんだよ〉



そうだね。

そうだよね。

深い学びが出来るんだよね。



何を選んでも、それは自らが選んだ、魂の成長のためだってことなんだよね!



〈そういうこと。

だからそれも全部楽しまないとね!

外の世界で生きる時間は、長いようで短いものなんだから。

あっという間に過ぎ去ってしまって、(なんにも出来なかった!)なんて悔やむことのないように生きないとね!〉



はぁ~~い!ヽ( ・∀・)ノ

わかったよ~。



◦¨◦…*◦¨◦…*◦¨◦…*◦¨◦…◦*


〈さぁ、支度をして行くよ!

用意は出来た?〉


出来た、出来た、とっくに出来たよ!


〈じゃぁ、行こう。 外の世界へ〉


うん(*^-^*)♥️✨✨


行こう~!!




🔸🔸🔸

あのときの君は、よく行く決心をしたなぁと思った。

本当はいやだったんじゃぁないかとあとから思ったりもしていたんだ。


君を置いていけば良かったかもしれないけれど、一緒に同じ世界を味わいたかったんだよね。


眠ってる君を起こしちゃってごめんね。

まだまだ本当は眠りたかったよね。


癒されるまで

ずっと眠りたかったよね。



でもね、

眠ってるだけじゃぁ、それは癒されなかったんだよね。



俺は君を救いたかったんだ。

君がつけちゃった過去の傷からね。














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