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「銀河ノコモリウタ」出会いと想像力にここまで、はないはず<声を使うこと・後編>

「銀河ノコモリウタ」出会いと想像力にここまで、はないはず<声を使うこと・後編>

<声を使うこと・前編>
<声を使うこと・中編>

さて、1人でもホッとできたのには会場の力もあった。ホールには植物の葉や枝がしつらえられ、床にはちらばるどんぐり、そして美術家・安野谷昌穂さんのオブジェが部屋のところどころにきらめく。どこからどうみても、嬉しくなる空間。

やがてどこからかビリンバウの音がして、途端に部屋の空気が変わった。Kawoleさんたちが入場してきて、宮沢賢治の夜がはじまる。

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橋を渡るための歩きかたが分からないのなら<声を使うこと・中編>

橋を渡るための歩きかたが分からないのなら<声を使うこと・中編>

さて、なんで、子育て中で夜に出かけづらく、会場に知り合いもいない私がライヴに足を運ぼうと思ったかと言ったら、ライヴと同名の音楽絵本「銀河ノコモリウタ」制作プロジェクトに、ひとかけら参加させて頂くからだ。
クラウドファンディングで制作が計画されたもので、リターンの1つである、短い朗読のレコーディング、を選ばせてもらったのだ。

前編はこちら

私は子どものクラスや大人のためのワークショップを仕事にし

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知っていたと思い込んでいるはずの世界が反転する瞬間<声を使うこと・前編>

知っていたと思い込んでいるはずの世界が反転する瞬間<声を使うこと・前編>

きっと今から書くことはだいぶ恥ずかしい感じのことになると思うし、誰かの目に触れるかたちで書いていいのかどうか分からない。
だけど、自分の中に置きっぱなしにせずに出してやった方がいいような気がして、感じたこと→言語化、の動きが明瞭なうちにと引っ張り出している。

昨日、2021年11月23日は、夕方から神戸・塩屋のグッゲンハイム邸へ、歌手・Kawoleさん主催の朗読ライヴ「銀河ノコモリウタ」を聴きに

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