感情のコントロールは出来るのか?
アカデミー賞授賞式、俳優のウィル・スミスの件は、国によっても個人によっても見解の賛否が分かれるところですが、ここから学べること、気付くことを考察してみます。
良く言われる「感情をコントロールする」ということ。
シンプルに喜怒哀楽を一例に考えてみましょう。
●喜んでいる時に怒る(極端)
●怒っている時に哀しむ(難しい)
●悲しんでいる時に楽しむ(極端)
●楽しんでいる時に喜ぶ(出来そう)
これは感情の切り替えですね。
切り替えでさえも、スイッチのように「パチン」と出来れば簡単です。
コントロールとは「行き過ぎのないように(自分の思い通りに)操作、調整すること」と辞書にはあります。
もしもウィル・スミスに「感情のコントロール」が出来たとしたら、あの件は違った結果になっていたのでしょうか?
感情に伴う〇〇はコントロール出来る
例えば「怒り」という感情。
怒りが収まらなくてモノにあたったことがあったり、誰かに八つ当たりしたり、翌日までカリカリしていたり、急に思い出してまたムカついたりした経験はありませんか?
数年前にアンガーマネジメントを学んだ時、今でも唯一覚えているのが「6秒ルール」です。
これが出来たら良いですね。
世の中の不幸に繋がるニュースは「感情」に伴う「行動」から成り立っています。
あおり運転や殺人事件、極端な例では戦争も感情から派生する行動による結果です。
感情が行動のスイッチとなり、行動することで得られる感情もあるでしょう。
私たち人間は感情の派生そのものをコントロールすることは、難しいと言えます。
感情や本能を司る「大脳辺縁系」と、思考や理性の制御を司る脳の「前頭葉」を鍛え、感情にまかせた「行動をコントロール」することは可能なのでしょう。
HSCマスター
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