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自己受容と他者承認を行き来している人

この秋からメンタルモデルの著書、由佐さんが主宰する、半年間のプログラムに参加しています。

この本と出合った時のことはこちらのブログに。


私たちは、本来持っている心にある感情や願いを、人間が作ってきたこの社会の中で、その場に生きやすいように適合したりしながら、だんだんと自分の本来持っている気持ちにすら気づかないところまでに隠して生きるようになっています。

社会の中で、その組織に評価されるために、自分は何を身につけなければいけないのか、できないものをできるようになり、社会に価値を出せる人間にならなければ!というシステムの中で生きてきたように思います。

あれもこれも武器(例えば100点を取るスキル、いい学校、いい会社に入るスキルなど)を持ってないとこの世界で生きていけないよ!と煽られて育ってきたの背景にあるかもしれません。

今のこの領域を深めたいと思ったのは、このシステムの中での違和感を感じているからなのは間違えなくて、表面的に出ている自分の行動やパターンの中には、本当の内側にある痛みの回避行動の表現であり、そこを上手に感じられてるようになること、意識的になれることで、私自身、そして日々関わる人達にも「あるがままを受容して生きること」を還元できたらいいなと感じています。


コロナの世界が始まり、組織や社会にどう自分を合わせていくかという思考ではなく、「自分はどう生きていきたいのか」、自分起点のキャリアに急激な社会変化が生まれているように感じいます。

今回第1回目を受けて、感じてきたことは、自分自身その存在自体、あるがままの自分で充分価値がある「自己受容」の世界と、社会の中で、価値を出して存在を認識したいという「他者承認」の世界を行ったり来たりしている自分がいるということに意識ができたことです。

11年前にフリーランスで独立し、4年前に作った会社は両立支援のサービスを提供しています。どこか社会で受け入れられないといけない、大きくしていかなければならないという「~べき」を抱えていることは認識しながらも、そこを満たすことが、自分自身を満たすことではないという認識も強く感じています。ビジコンに入賞したり、お客様が増えたり、やりがいを感じてくれている仲間が増えていることはとても幸せなことですが、自分の本当に望んでいることは、社会的な価値システムに評価されることではなく、人と人との繋がりや、一人ひとりが本当の幸せやすでにある豊かさに気づくお手伝いがしたいんだなと感じています。自身が主催するサービスも関わる仕事も、それだけ実現し続けられたらいいと、シンプルな想いがあります。

昨年度から事業を通じて、所謂投資家と言われるVC界隈の人たちと接する機会があったり、起業家と言われる方々と触れていく中で、共鳴できるものはもちろんありながらも、VCの人たちが望む事業展開や形が、私の見たい世界に全くないと感じたこともあり、この辺りをすごく掘り下げてみたいと思ったこともきっかけの一つです。

ないものを探す旅ではなく、すでにあるものの価値を伝えたいと感じています。それは私自身にも伝えている言葉でもあります。目の前の景色を深呼吸しながら、ただ美しいと感じていたい。

そんな私の長いキャリアの旅をこれからも発信していきたいと思います。

独り言でした!



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