家庭裁判所

私のように調停中で子どもと一緒に暮らせていない、殆ど子どもと会えていない別居親

若しくは既に離婚していて子どもと全く会えていない別居親

会えてはいるが月に1回2時間等のお決まりコースの方

こういった状況を誰かに話をしたり

ブログやnoteに書くとよく言われる言葉が幾つかあります

・ちゃんと裁判したの?ちゃんとやってればそんなにヒドい扱いにならないでしょう?

・弁護士付けなかったの?

・何か不利になるような事をしたの?

言葉は違えどだいたい同じような内容。ただしこれが子ども有りの離婚経験者だと

・子どもに会えているのなら未だましな方だね

・勝ち目はないんだから早く切り替えた方が良い、長引かせてもムダ

同じ話をしても全く違う反応になる。

何故これ程までに差が出るかと言うと家庭裁判所を経験し実情を知っているかどうかの差。弁護士に相談し勝ち目はないと言われ続けた経験からだろう。

私も自分が当事者になるまでは、自分に非がなければ親権はとれると考えていたし、子どもに会えなくなるなんて考えてもいなかった。調停や審判、裁判で事実が明らかになり子どものために公平な判断が下されるものだと思い込んでいた。

しかし現実は違った。

子どもを連れていかれて調停が始まるまでの3ヶ月は妻や義両親に子どもに会わせて欲しいと伝えても全く取り合ってもらえなかった。

面会交流調停を申し立てて調停員から「先ずはお子さんがお父さんに会う事が重要です。お子さんの福祉のために」と話を聞いた時は安心したが、会えたのは調停が始まって2ヶ月後でたったの1時間。しかもその後4ヶ月会えず。。

これは調停が1回2、3時間程度で、1ヶ月か2ヶ月に1回しか行われない事も影響している。私の場合4月に調停が始まり2回目が6月、3回目が7月、4回目が9月、5回目が10月、6回目が12月。何を話したかと言えば大した話を聞かれた記憶もないが、調停員はこちらに対して同情してくれており協力的と手応えを感じていた。でも会えたのは2回で計2時間。。

これが家庭裁判所の現実。

これはある程度面会交流が月に1回2時間程度と言うのが規定路線となとっている事や個別に特例な対応をして責任をとりたくない意識、また調停員に何の裁量も与えられていない事も影響しているのだろう。

勿論、離婚後単独親権制度も大きく影響している。離婚後共同親権と言う考えかたや意識があれば話は大きく変化するだろう。

今お子さんがいるご夫婦で上手くいっていないと感じている方や夫婦生活にストレスを感じている方は勿論、うちは仲が良いから大丈夫と言う方も家庭裁判所や日本の離婚制度について知って欲しい、そして考えて欲しい。これが正しい在り方なのかを。子どもが突然片親に会えなくなった時に何を感じて、どのような精神的影響があるのかを。

うちは友人や会社で自慢したくなるぐらい仲の良い夫婦だった

でも今この状況にある

少なくとも子どもや私や私の母や兄の人権は侵害されていると感じている

そして法の下の平等って何だっけ?とさえ感じている

家庭裁判所は全く機能していない

これが今の日本の現実

あなたはどう感じますか



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