生きる#31 取材を受けることで見えてきた わたしの悩み
今、某番組の密着取材を受けています。
ある日会社宛に電話がかかってきて、開口一番
「突然ですが、森脇さんの悩みを教えてください」
「え…?」
聞くと、実在する誰かの悩みにフォーカスした番組を制作されていて、うちの会社のHPやこれまでの取り組みをリサーチした結果、わたしに電話したのだと言う。
わたし、悩み多そうに見えたのかな。笑
あれやこれや取り止めもなく電話で話をし、後日実際にディレクターFさんとお会いしました。
こちらのスタンスやされたくないこと、してほしいこと。
わたしや、わたしたちの願い。
後に残るメディアに対して、特に慎重に言葉選びをしています。
このnoteみたいに、わたしが発信者として権限を持つものは、自分自身で責任が持てる。
それができないメディアは、特にこの部分は細かくお伝えしています。
恐らく、とてもめんどくさい対象者でしょう。
それでも、真剣に話を聞いて下さり、無理なことには柔軟に対応いただきました。
時には厨房へ、時には山の中へ。
生きたイノシシから猪肉になる過程を一緒に見て、解体したイノシシの心臓を一緒に食べたこともありました。
いろんなシーンを撮っていただきましたが、やってることが毎日違うので、その時々でわたしの表情もコロコロ変わっているのではないかと思います。
ディレクターFさんやスタッフさんとも少しずつ距離が縮まり、後半は他人には見せてこなかった、わたしの心の内を語っているはず。
核心を突くような質問に心が大きく揺すぶられ、実は取材期間中2回ほど涙が出ました。
何度も言葉に詰まったり、考え込んだり。
それでも、わたしが納得いく言葉が出るまで、じっと待っていてくださいました。
いつもお世話になっている方、初めましての方…たくさんの方にご協力いただき、ようやくひと段落したところです。
この番組は本人の声でナレーションを入れるらしく、来月には東京に行ってきます。
一体どんなふうになるのだろう。
約1ヶ月一緒にいたディレクターFさんを信頼し、ドキドキよりワクワクが強めで編集を待っています。
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