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生きる#28 春夏秋冬 わたしの気持ちもめぐる

この世界に入って数年、自分の一年を通して気持ちにも波があると感じる。

春、猟期が終わり有害鳥獣捕獲に切り替わる。
田んぼの準備が始まる。
虫も動物も動き出す。
ああ、また一年が始まる…
始まりそうな予感がしつつも、まだ「待て」の状態もあり、、ソワソワする←今ここ。

夏、動物と向き合う日々。
生きた動物、死んだ動物。
あるいは、わたしが手を下さねばならない動物も。
イノシシやアナグマだけじゃなく、
マダニやハエの存在感もなかなかのもの。
落ち着いて思考を深める余裕はない時期。


秋、田んぼが落ち着いた頃、集落に出向く。
仕事として伝えることは伝えるが、
人間が作った暮らし、集落、地域は今後どうなっていくのだろう。
いや、どうしていきたいのか?
わたしはどうしたい??自問自答。

冬、脂の乗ったイノシシと、猟期中の猟師さんの高いテンション。
人間と自然、生き物との関係は本来こうだったんだろうな、と気付かされる。
少し立ち止まっていろいろ思考をめぐらす時期。
料理研究できるのもこの時期。
ジビエやイノシシから一旦離れることも大事だと、最近つくづく思う。

というわけで、
現在、絶賛ソワソワ中。
毎年、春や秋に体調も崩しがち…
久しぶりの喘息発作にやられてます。

わたしが体を動かして何とかする!の限界も、
同時に感じ始めてます。
現状維持をすることも手一杯。
わたしもまわりも。
皆、それぞれ年をとってる。
違う一手を考える時期に来てるのかもしれません。

さて、今年はどうしていくかな。

実家にもちょこちょこ帰りたい。

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