小論文対策②800字

60分 課題↓

少子高齢化という社会構造の変化に総合的に対応するために、日本は何をどのように改善する必要があるのか、またなぜそうする必要があるのかについて自分の考えを述べなさい。

以下小論文

私は、高齢者の増加による介護職の不足、若い働き手の不足の二つが少子高齢化社会において重要な問題であると思う。
まず、介護職の不足について言及したい。確かに介護職は今後ますます必要になるだろう。しかし、私はそもそも介護を必要としない健康な高齢者を増やすことが少子高齢化が進む未来に必要であると思う。このまま福祉に頼る高齢者を増やしてしまうと、介護職の人数も医療体制も十分に整えられなくなるからだ。
そこで、私は地域コミュニティの発達により高齢者の心身の健康を促すことで医療、福祉に頼る高齢者を減らすことが大切であると考える。
地域コミュニティは、老若男女問わず趣味を共有したり、地域のイベントのボランティアを行ったりとその活動は多種多様だ。一人暮らしの高齢者でも地域コミュニティのどこかに属していれば日常の危険を少し回避することができる。例えば詐欺、階段からの転落、災害時の避難などは地域の近隣住民の目が行き届いていれば対処がスムーズだろう。また、孤独死を防ぐことにも繋がる。地域コミュニティに属することは身体面だけでなく、人と関わりを持つという精神的な健康に寄与することができる。この心身両方の側面から、地域コミュニティの存在は高齢者の健康的な暮らしを助長させるものであると言える。
次に、働き手不足について言及したい。現在若者不足で後継者がいない農家などでは外国人労働者の受け入れに取り組んでいる。この外国人労働者のサポートにも地域コミュニティの存在が必須である。同じ地域に住む人々は外国人労働者を快く迎え入れ、その労働者の母国語を話せる人を呼んだり、一緒にスポーツ、文化体験などを行うのだ。そうすることは労働者の生活は勿論、将来の日本にとっても良い行動となるだろう。日本の外国人労働者に対する良い待遇が評価されれば、少子高齢化が進む日本にとっては希望の星である更なる労働者の受け入れに繋がるからだ。
よって私は、少子高齢化という社会構造の変化に対応するために日本は地域コミュニティをより強固なものにする必要があると思う。

(857文字)またしてもオーバー、しかも時間も+10分以上とってる

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