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koko書房 古書解説

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初めての哲学ワークショップ終了

初めての哲学ワークショップ終了

5月29日、思想・哲学のワークショップを行いました。

哲学とは。
そこで一体どんなことが問題にされて来て、どんな議論が行われて来たか?

そもそも思想・哲学を勉強する意味ってどこにあるのか。
それを読んで、一体、何が面白いのか?

それが少しでも伝わればいいなと思って。
ぶっ通しで喋らせていただきました。

あっという間の2時間でした。

エドムンド・フッサール。

この、あまり名前の知られてい

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占星術の講義料金がどうしてこんなに安いのか聞かれました。その回答です。

占星術の講義料金がどうしてこんなに安いのか聞かれました。その回答です。

私自身、本屋をするほど、本が好きなわけですが。一度は本を読むという習慣、行為を捨ててしまったことがありました。

それはインターネットの出現の時でした。

これからの時代は本なんてもういらないと言われました。

知識なんてものもネットでググればよくなったからもう不要だと言われました。

amazonやgoogleの登場は衝撃的でした。
2000年頃のことです。

私はロッ

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連載・奇書解読 現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門 を読む 第3章編

連載・奇書解読 現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門 を読む 第3章編

19世紀に結成された秘密結社、黄金の夜明け団。フリーメーソンのルーツ。

謎に包まれたその活動経歴を明らかにする著作、現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門。

その内容を紹介していく連載です。
今回が第3章の紹介となります。

第3章のタイトルは「魔術:その正体と仕組み」。

いよいよ本題に入ってきた感があります。

まず冒頭では、黄金の夜明け団は西洋秘教ヘルメス団体であるけれども、魔術系と神秘系

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連載・奇書解読 現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門 を読む 第2章編

連載・奇書解読 現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門 を読む 第2章編

フリーメーソンのルーツの一つ、19世紀に結成された黄金の夜明け団。

謎に包まれたその活動経歴を明らかにする著作、現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門。

その内容を紹介していく連載です。
今回が第2章の紹介となります。

まず、この第2章では、黄金の夜明け団が結成された歴史背景について言及してあります。

19世紀よりも前の世紀には心霊術・幻想術、霊視・幻視の能力者の出現が多くあったことを指摘し

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連載・奇書解読 現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門 を読む 第1章編

連載・奇書解読 現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門 を読む 第1章編

秘密結社、黄金の夜明け団とはどんな団体、グループで何を目的とし、どんな活動をしていたのか。その歴史を紐解く、現代魔術の源流「黄金の夜明け団の」入門の全8章の内容を紹介していく連載です。

今回は序章に続く、第1章を見てみたいと思います。

この第1章のタイトルは「ヘルメス学と西洋秘教伝統」となっていて、まず黄金の夜明け団の正式名称が紹介されています。その正式名称は"The Hermetic Ord

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連載・奇書解読  現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門 を読む  序章編

連載・奇書解読 現代魔術の源流「黄金の夜明け団」入門 を読む 序章編

現在、広く人気を呼んでいるタロット占いや占星術占い。いわゆるスピリチュアル、インスピレーション系の占いや秘術。

こういったものは、一見すると、怪しく掴み所のない、実体のないようなものに思えます。

しかし、実際にはそうではありません。

それらは確かなルーツと歴史を持ったものであり、正面切って紹介される機会が少ないだけで、実はかなり長い歴史を持っているというのが本当のところです。占星術に至っては

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占星術 これから風の時代。それは一体どんな時代?

2020年12月22日から占星術で大変化。

風の時代が始まる…と話題になりました。

地の時代が終わり、風の時代になる。

それは一体、具体的にはどのような変化なのでしょうか。
簡単に説明するのと木星と土星が星座の上で重なって見えるのをコンジャクションと呼ぶのですが今までの過去200年はそれが山羊座(勤労・連帯)でずっと起こっていました。しかし、2020年末からは水瓶座(個人•自由)で起こるよう

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