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こども達の今や未来を信じているあなたへ。 フリースクール無償化に際しての想い。

みなさん!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!

無花果の代表をしております、中藤(ひーくん)です。

この度、無花果グループの「NPO法人無花果」として大きな決断をしましたので、ご報告をさせていただきます。

以前から宣言をしていたことではあるのですが、予定通り2023年11月〜「フリースクール無償化」を開始するプレスリリースを公開しました。


🔻プレスリリースは以下になっております。



本日はこちらの取り組みに対する「想い」を、みなさんにご共有できますと嬉しく思い、簡単にですが綴らせていただきます。


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▽ここから3分で読むことができます▽

本当の心配

現在、お子さんが「不登校」になったり、フリースクールや通信制高校に通い始めることになった際に、保護者さんの1番の心配として上がってくるものは、「お子さんの将来に対する心配」です。

特に、「学校に行かなくて、本当に将来社会でやっていけるのか」などという「社会での人間関係の形成」・「お金を稼ぐ」という観点での心配は大きいと感じています。



…ですが、本当に「学校に行かない」選択をしたことでその子の将来は明るくなくなってしまうのでしょうか?


(ちょこっと止まって感じてみようタイムです。)
ここで一度、あなたの胸に手を当てて、こちらの問いについて考え、感じていただけますと嬉しいです。
心の隅でちょこっと顔を覗かせている、
「そりゃ学校に行った方がいいよね…」などという気持ちも、とても大切にしたいものだと感じています。


この問いに対するこたえは、生徒が1人1人がその存在で示してくれていると僕自身感じています。
(というより、彼ら彼女らはもとより素敵に生きていて、その姿を見る僕たち自身の考えや認知が変容をする中で、僕たち自身が勝手に気付かされたと感じたり、安心を感じたりしている…という方がしっくりくる表現な気がしています。)


実際に現在無花果に通っている55名の生徒を見ると、みんな本当に今この瞬間とっても素敵に咲き誇っているんです。
もちろん卒業生も含めた、これまで出会ってきた生徒みんなです。

どの子も「将来がない」と感じるようなそんな存在ではなく、むしろ希望に溢れている存在だと感じています。
(…本当に本当に当たり前のことなのですが!)

フリースクール内では、安心安全の空間・関係性が広がっています。
この場づくりこそ、無花果で何より大切にしている土台です。
この土台の上で、学びの起点となる「興味関心」が、1人1人の中で浮かび上がっていきます。
そして生徒の興味関心から、様々な学び・活動が無花果では広がっていきます。
例えばこの写真の時には、「保育」に関心のある生徒と一緒に、
小さなお子さんやそのご家族とふれあうボランティアに参加をしてきました。
興味関心が生まれた先で、自分の納得できるかたちで、学校の勉強も行います。
1人で集中をしたり、みんなで教え合ったり。
強制の中ではなく、「やりたい」を起点に〈自由〉の中で学ぶ姿が、とても素敵なんです。
進路についても、自分のペースで1人1人が向き合い、行動に移しています。
この写真は、進路が決定して喜ぶ生徒(中)と
これから受験を迎える生徒(左)と
祝福と応援をする高校1年生の生徒(右)のガッツポーズ写真です!笑
(望むかたちでの進路決定は、本当に嬉しいです…(><)!!)



こども達の今という瞬間を信じ

寄附金・ボランティア等、様々なかたちでご協力をくださるあなたのおかげで、ここまで無花果は活動を深め、広げることができてきました。

生徒・ご家族の笑顔が1つ、また1つと増えていくことが何よりの喜びです。

無花果スタッフ一同、感謝の気持ちで溢れています。
この場を借りて、心から「ありがとうございます」の言葉をお伝えさせてください!


無償化のもう一つの意味

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