マッチングアプリで出会った人の話④-1
これは今の彼の話になります。
今思い返してみても、彼とは初めて会ったのに初めてではないような感覚がありました。
就活が終わり、仕事も覚えてきて落ち着いた頃の話です。
また、わたしに彼氏が欲しいという思考が舞い降りてきました。
就活のためにアンインストールしたアプリですが、やっぱり再びインストールしてみようと思い、今度はwithではなく、pairsを選びました。
なんだかwithは、生真面目な方が多かったんですよね…わたしはゆるく生きているタイプなので、なんだかテイストが違うな、と感じていました。
そこで、またpairsに戻してみることにしました。
この決断が、わたしの人生を大きく変えるとは思っていませんでした。
一通のメッセージ
今回は婚活ではなく恋活として、例のごとくゆるーくアプリを続けていたのですが、ちょうどわたしの誕生日だった日に、メッセージをくれた男性がいました。
そのアプリでは、「ひとこと」といってプロフィール写真の下にメッセージを設置することができ、ちょうど誕生日だったのでそのような旨をひとことに設定していました。
それを見て、わざわざ連絡をくれたのが、今の彼でした。
誕生日なのに台風直撃で、外出を控えるようにと言われて電車が止まったり、うちの会社では出勤停止になったりと厳重体制が取られてしまい、ケーキ屋さんもやっておらず、クサクサとした気持ちでいたところ、ふと彼から連絡がきたので、嬉しくてすぐに返信をしました。
その後、お互いにBTSが好きだったり、好きなゲーム実況者が同じだったりと共通項が多く、話が盛り上がりました。
そんな中、彼がお誕生日のお祝いがしたいから、ご飯に行こうと誘ってくれました。
前回のハンバーグ事件もあるので、正直デートに行くのが気乗りしませんでしたが、誕生日をお祝いしてくれると言っているのに無下に断ることもできず、一晩考えてから返信をしました。
(この時メッセージに既読機能がついていることを知らなかったため、既読のみついて返信が来ないことに彼はしょんぼりしていたそうです…ごめんね💧)
こうして何回かやりとりをした後、わたしたちは初めて会うことになりました。
初めてのデート
また数カ月ぶりのデートなので、わたしはかなり緊張していました。
歳は一個上の男の子。顔写真はきちんと載せていました笑
駅チカのスタバ前でとりあえず集合で、行くお店は彼が選んでくれていました。
(この時、彼は苦手なものはないかを事前に聞いてくれていました!)
緊張しながら待ち合わせ場所に向かいます。
が、この時わたしは乗る予定だった電車に乗り遅れて、10分の遅刻をぶちかましました…💧(10分に1本しか来ない🚃)
慌てて謝りのLINEを入れるも、「ゆっくりでいいよ〜、気をつけてね!」といった旨の返信をくれました…神…(´;ω;`)
大慌てで集合場所にたどりついたところ、待っていたのは…。
服装よし、髪型よし、容姿よし。
雰囲気からにじみ出るイケメンが立っていました…。
この時点でタイプ!!!と思ってしまったわたし。
WEARから出てきたんかってぐらいおしゃれさんで、これは付き合ってもらえないやつだ…と勝手に落胆し、思ったままのことを口にしてました。(めちゃめちゃタイプです!!!)
声も物腰も柔らかく、「え、なんでこの人に彼女いないの…???」ってはてなマークでいっぱいでした。
まぁ、こんなイケメンとできたのなんて、すごくラッキーじゃん!ともうすでに諦めモードのわたしは、シフトチェンジしてデートに挑むのでした…。
じゃがいものピザ
彼が予約してくれたのは、イタリアンのお店でした。
道中は好きな食べ物の話できゃっきゃうふふしながらお店に向かったので、秒速で着いたような気がします。
来たことがないお店だったので更に緊張していましたが、彼が優しくメニューを見せてくれたり、ドリンクを聞いてくれて、注文もしてくれました。
ドリンクはアップルティーだったなぁ!彼は紅茶は苦手だったけれど、ほぼリンゴジュースだったから飲めたみたいです◎
料理を待っている間も会話が途切れることなく、あっという間に料理が来たような記憶があります。
彼はカルボナーラで、わたしはじゃがいものピザ。
すんごく美味しかったのを覚えています…!!!
↑これは出会って1年の日にタイムリープごっこで同じお店に行った時の写真。じゃがいものピザうまい!!!!!
彼がカルボナーラが美味しいから、と言って少しくれたので、ピザもあげました。うわー、ドキドキしたなぁ。
お会計も、スマートに彼が払ってくれました。
「出しますよ!!」と言いましたが、「いいよ、ここは誕生日のお祝いだから。」と言われ、おとなしくごちそうになりました。
街中をぶらぶら
わたしたちが待ち合わせをしていたのは中心街だったので、大型百貨店のビルなどが立ち並んでいました。
食事を終えたわたしたち、さあどうするとなります。
わたしは「次どこいきます?」と訪ねました。
すると、彼はハンドクリームのお店(ロクシタン)が気になるから行きたい、というので、行くことになりました。
香りを2人で確かめあうのなんて、「えっ、こんなに近くに来て良いんですか?!」レベルで緊張しました…今考えてもお互いの手に塗られたハンドクリームを嗅ぎ合うってなかなかですよね💧
その後、服屋さんを見たり、雑貨屋さんを見たりして、曇ってきたのもありますし、夕方にも差し掛かったので、解散することになりました。
彼が「そろそろお開きにしましょうか」というのに対し、「そうですね!曇ってきちゃって、洗濯物も気になります!」と返したわたしは相当アホだと思います笑
最後の最後まで、コミカルなキャラで行きたかったんですよね〜。
どうせ次はないと思っていたので。
少し名残惜しい気持ちでバイバイし、叶うはずのない願掛けの「またね」を残して、電車に乗りました。
(わたしはまた会いたい人には「またね」と言うようにしています)
夢心地で、シンデレラのような気分で夜を過ごしました。
今日は、いい夢を見ていたのだと。
無事帰れたことと今日の感謝のLINEをし、フェードアウトだろうと思った矢先のことでした。
寝ようと思い、最後に開いたスマホの通知には、目を疑うような文章が書かれていたのです。
「次はどこに行きたい?」
・・・。
2000文字過ぎたので、「なれそめ編」として次回に移行してもいいですか…。
長くなっちゃいました!すみません!!!
ほんとにただのノロケですので、番外編という形で続きを執筆しようと思います💦
今日のところは、一旦この辺で締めようと思います!
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