【撮影後記】 2022/01/22 さわこさんと息子さんと冬の函館公園
コロナの感染拡大が進んでいて、息子の通う小学校でも感染者が出た。こりゃいかんなぁと思いながら、12月から予定していた「さわこさん」のポートレート撮影を先日せていただきました。
さわこさんは劇団「だいたい企画」の方。僕は知らなかったのだけども、函館という街には演劇とダンスが文化として根付いている気がする。社会人サークルというのか社会人劇団というのか、仕事をしながらライフワークのように演劇をされている方が多い印象を受ける。
函館でのポートレート撮影は6件させていただいて、そのうち3件は演劇に携わっている方。舞台に立つ方だから、快く撮影依頼も引き受けてくれるっていうバイアスもあるとは思うけど、演劇関係者と多く知り合ってきてる気がする。
ぜひ、演劇の稽古から本番、打ち上げ、次の舞台の準備までの過程を撮影させてください、どなたか何卒🤲
閑話休題。さわこさんはTwitterで函館アカを作成して幾日が経って、誰かからのRTで存在を知ったと思う方。というのも、さわこさんが参加されているイベント?で1RTされる毎になんらかのポイントが得られるようで、僕はイベントの概要も知らずによくRTしている。
綺麗な人だなぁと思い、撮影の依頼を怪しさ満点のDMで送り、お互い子供連れて行くことで承諾していただいた。胡散臭いよね、ポトレモデルになってくださいって突然のメール。出会い系かな?って僕も思いながら毎回文章書いてます。そういう目的の人、多いから仕方ないって思いながらポトレの撮影後記も書いてます。
撮影は函館公園。ソーシャルディスタンスもキープ出来るように、レンズはAF-S 70−200mmf2.8Eを選択。ポトレでは初投入のレンズ。焦点距離が被るので、AF-S 105mmf1.4Eを選びがちになるけど、どういうシチュエーションになるか読めなかったのもあって、ズームを選択した次第。
動物園のビジターセンターに10時半待ち合わせて、公園内を歩きながら撮影。
行き先はさわこさんの息子さん(9歳)の足の向くまま。
歩きながら少しずつお互いの話をしていく。お互いの内面を知ることでポートレート写真に深みが出てくる、と思っている。少しずつ被写体とカメラマンという関係から、素の人間性が写真に現れてくる。
途中、さわこさんJrが博物館が気になったようでフラリと立ち寄り、中でも何枚か撮影。
博物館の中は寒かった。外より冷えた。
そうこうしているうちに1時間が経ち、解散。
さわこさんは美原の方の出身で、僕とは同学年だった(2、3歳年下かなぁと思った)。高校卒業後に東京で芝居をやった後に北海道へ戻り、函館で長く演劇活動をされている。
普段ポトレ撮影の時は何かと「可愛い!」と声をかけながらシャッターを切っているけども、息子さんの前で“お母さんが知らないおっさんに「可愛い」と連呼されながら写真を撮られている”のは気分が良いものか悪いものか、想像がつかなかった。
そんなわけであまり「可愛い!」と言わない控えめな撮影だった。
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