タツタ

函館出身、2021年に14年半ぶりに函館・西部地区へ戻ってきました。 主夫だったりカメ…

タツタ

函館出身、2021年に14年半ぶりに函館・西部地区へ戻ってきました。 主夫だったりカメラマンだったり物書きだったりしながら、日々過ごしています。

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最近の記事

【本日8/10オープン】函館の古民家カフェspicaさんに行ってきたよ!【ちょっとした道のり付き】

函館に帰ってきて10ヶ月、ガムシャラに写真を撮ってきました。 その写真/撮影を通じて出来たありがたいご縁の一つが、函館市船見町にオープンする古民家カフェ「spica」さんです。 函館の船見町、旧ロシア領事館の近くにひっそりと築100年を超える擬洋風建築の建物をそのまま利用してカフェ兼レンタルスペースを開業する〜という素敵なお話を聞きまして、オープン前からちょくちょく遊びに行かせてもらってました。 そのお店がとうとうオープン!というわけで、初日に美味しいコーヒーをいただきにいっ

    • 夏の雨上がり、夏詣

      西松屋に子供服やらを買いに行った帰り、ふと亀田八幡宮に行ってみたくなった。 先日、とある現場で知り合ったカメラマンさんを送り届ける道中に鳥居や社殿を横目に遠目に見て気になっていたり、市内の神社で「夏詣」という催しをやっていることも知っていたし、朝から降りしきる雨も止んでいたので、2歳の息子と二人参拝してきた。 レンズはAi  50mmf1.2S 亀田八幡宮は母方の祖父母の家へ八幡通を通っていたので道中によく見かけていたが、実際に境内に入るのは初めてだった。 市内の神社で一番

      • 最近の話/2022年に呼び戻したD300s

        とてもありがたいことに、6月の土日は撮影予定でギッシリになりました。 ポトレ撮影、舞台稽古撮影をメインにやっていて、普段は子供と散歩がてら近所の写真を撮ってます。 ゼロから始まった活動も少しは実ってきて、おそらく少しは上手い写真撮るやつってポジティブに認知してくれている人もいて感謝です。 写真に対する考え方、写真を通しての振る舞い方も少し思うところも出てきたり、前に進めている気がする。 立ち位置なんてわからないけど。 そんで、最近の話。 カメラに最初にのめり込んだ時に使って

        • 古いデジカメで映す春の足音と足跡

          今朝、朝ご飯を食べていたら、ふと歴史的名機D700にAF-S105mmf1.4Eを着けて散歩したくなったので、2時間ほど散歩してきました。 昨夜はAF-S 70-200mmf2.8Eを使いたいなぁって思ってたのに。不思議なことに、一晩で心変わり。 1200万画素という2022年の感覚からいうと控えめ過ぎる画素数のカメラで写す世界は見た目よりも繊細だったり曖昧に見える。 D700、2008年発売のカメラ。14年前のカメラということは現在中学1、2年生と同い年。 てか、姪っ子と

        【本日8/10オープン】函館の古民家カフェspicaさんに行ってきたよ!【ちょっとした道のり付き】

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        • 育児休業日記
          8本

        記事

          好きか嫌いか50ミリ

          女々しくも、年に何度も「私、50mm単焦点のことを好きなのかしら、嫌いなのかしら・・・」とテーブルの上で指をモジモジさせながら恋に恋する乙女のようになることがあります。 貧乏カメクラですが、50mm単焦点はダブルガウス、変形ダブルガウス、ディスタゴンタイプと経験してきて、どれもしっくり来ずに買っては売り、売っては買い、全部手放したりと何かに取り憑かれたようにレンズ交換してきました。 2年くらい前には「50mm単好きですから〜」と胸張って言っていたものの、最近は「好きか嫌いか分

          好きか嫌いか50ミリ

          撮影後記 4月第1週にあった3件のポトレ撮影

          タイトルの通り、4月の第1週は3日、4日、7日と3件のポトレ撮影をさせていただきました。 それぞれの撮影が印象的で、比べるものは無いのにそれぞれがベストを超えたベストの撮影で、それでもまだ上手く撮れたんじゃないか、と成長の余地を感じさせる撮影でした。 その3件の撮影の振り返りです。 4月3日(日)午前中 この日モデルになっていただいたのは、演劇プロデューサー兼役者さんのつまこさん。 函館は都市の規模に合わず演劇関係者が多く居て、僕のポトレモデルになっていただいてる方の多くが

          撮影後記 4月第1週にあった3件のポトレ撮影

          2022/04/02 珍しいお宝を拝見する

          なんとなしにスマホを家に置いたまま、子供をベビーカーに乗せて近所を散歩してきた。 カメラはInstax mini Evo、晴天だから光もよく回る。 谷地頭温泉。 函館の端にある温泉で、鉄分と塩分を多く含んだ茶褐色の湯色と高い湯温が特徴。昔は「低温風呂」と「高温風呂」の二種類しかないストロングスタイルな市営温泉だったが、20年ほど前かな?に改装して露天風呂や泡風呂も作られてだいぶ親しみやすい温泉になっている。 今では民営化され、美味しい天丼とソフトクリームを出す食堂が評判。

          2022/04/02 珍しいお宝を拝見する

          「Web写真集」Instax mini Evoで映す日常

          気づいたら手に入れて丸3ヶ月。 ハイブリッドインスタントカメラ、富士フィルムのInstax mini Evo デジタルカメラでありながら、チェキフィルムへのプリントも可能なこのカメラ、銀塩チックなクラシックな外見とフィルターとエフェクトの種類が豊富ということもあって話題になってました。 持ち出す機会が少なかったけど、電子ズームが出来る!?ということに今更気づき、今更だけど「便利なチェキだなぁ」って。 チェキとして見ると写り過ぎる。 デジカメとして見ると写らな過ぎる。 暗めで

          「Web写真集」Instax mini Evoで映す日常

          ゼロから始まるコスプレ撮影

          コスプレ撮影、それは写真業界とマンガ・アニメ・ゲームといったサブカルチャーがクロスする分野。 そこではカメラマンと被写体の相互需要があり、普通の撮影とは異なる関係性がある、ように2回のコスプレ撮影を経験しただけでも感じたので、これからコスプレ撮影を始める、もしくは撮影する機会が来るかもしれないカメラマンへと初回の心構えをお伝えします。 コスプレとは そもそも、コスプレイヤーは何故コスプレをするのか、コスプレの何が楽しいのか。 このコスプレイヤーの意識に対して理解が有るか無い

          ゼロから始まるコスプレ撮影

          令和4年にハリーポッターを読み直す 前編

          2022年、3月。ロシアがウクライナに侵略戦争を仕掛けて国際世論と秩序がぐちゃぐちゃになっている中、僕はハリー・ポッターシリーズを読み直しています。 賢者の石 秘密の部屋 アズカバンの囚人 ← イマココ(2022/03/08) 炎のゴブレット 不死鳥の騎士団 謎のプリンス 死の秘宝 読み終わった3作を振り返る。 賢者の石 言わずと知れたハリー・ポッター第1作。ファンタジー要素を詰め込んだ現代児童文学の傑作、面白いです。 一作目の面白さは「あり得そうな」異世界感にあるのかな

          令和4年にハリーポッターを読み直す 前編

          【撮影後期】2022/02/22猫の日の弟子と、師匠のペラい写真論

          2022/02/21は凄まじいまでの冬の嵐だった。吹き荒れる風は翌日の撮影案件を吹き飛ばしてしまい、スケジュール帳に空欄を作ってしまった。 しかし当日は結局天候が回復して、撮影を延期しなくてもいいなーっていう空模様。元々実家に子供を預かってもらう予定だったし、子供連れでは出来ない用事を朝イチに済ませた後に最近できた弟子にお願いしてポトレを撮らせていただくことにした。 函館の観光スポット、明治館で待ち合わせて合流。なんとなく、頭が回らない。 どういう写真を撮りたいのかイメージ

          【撮影後期】2022/02/22猫の日の弟子と、師匠のペラい写真論

          人を撮ること。2022年2月の取り留めない思いの書き留め。

          写真を撮るという行為そのものはとても簡単で、一台数十万円するカメラのシャッターボタンを押すことと、一台1200円の写ルンですのシャッターボタンを押すことは”同じ写真を撮る”行為。 ポートレートは本来”肖像”という意味であったが、最近は人が写っていればポートレート、略してポトレと呼ばれる写真分野になっている。 函館に戻ってきて3ヶ月が経ち、僕も函館でポートレート撮影を何度かさせていただいていて、なんとなくだけども自分の撮る写真の雰囲気が掴めてきたので、2022年2月5日時点での

          人を撮ること。2022年2月の取り留めない思いの書き留め。

          2022年の1月 雪の降る音と心の声

          この記事を書いている日は節分、2月3日です。明日から旧暦的には春ですが、函館は先週末からの大雪ですっかり冬景色になりました。 一時期は雪も無くなっていて今年は雪少ないねーと、世間話のネタになっていたのに。 子供たちは雪が積もってはしゃいでいます。3人の子供たちはそれぞれのやり方で北海道を満喫していて、親として安心。 さて、1月。 今年は地元に根付いたフリーランスのカメラマンとして活動をやっていくぞー!と鼻息荒く、色んな人にお声がけして撮影をさせていただきました。 ・1月5日

          2022年の1月 雪の降る音と心の声

          構図の話

          おはようございます、こんにちわ、こんばんは。 朝早くか夜分遅くかに失礼します、タツタです。1月はひょんなキッカケから可愛い弟子が出来ました。 その子「師匠」と呼んで慕っていたカメラマン?が居たそうなんですが、突然音信不通になって途方に暮れていたところを、僕が2代目師匠に襲名しました。 強盗みたいな師匠です。 その弟子と話していて「構図の取り方が悩みです」とのことだったので、今回はタイトルの通り構図の話。 構図。 写真撮影において、撮り手の技術・センスが問われる最重要ポイント

          構図の話

          【撮影後記】1/28 シェアハウスきらく荘で過ごした30分

          北海道函館市谷地頭町。函館の端っこともいえるこの町に僕は住んでいて、僕の家よりもさらに奥まったところに、一軒のシェアハウスがある。 谷地頭温泉の脇(鹿目内科さんの反対側の道)の坂を登ったところにあるそのシェアハウスの名前は「きらく荘」3階建ての大きな家。 その住人の1人が近く函館を離れると言うこともあり、記念写真を撮るためにきらく荘を訪れた。 きらく荘を訪れるきっかけになったのは、Twitterのフォロワーさんである松井康太さん が5ヶ月のインターンを終えて近日のうちに函館

          【撮影後記】1/28 シェアハウスきらく荘で過ごした30分

          【撮影後記】 2022/01/22 さわこさんと息子さんと冬の函館公園

          コロナの感染拡大が進んでいて、息子の通う小学校でも感染者が出た。こりゃいかんなぁと思いながら、12月から予定していた「さわこさん」のポートレート撮影を先日せていただきました。 さわこさんは劇団「だいたい企画」の方。僕は知らなかったのだけども、函館という街には演劇とダンスが文化として根付いている気がする。社会人サークルというのか社会人劇団というのか、仕事をしながらライフワークのように演劇をされている方が多い印象を受ける。 函館でのポートレート撮影は6件させていただいて、そのうち

          【撮影後記】 2022/01/22 さわこさんと息子さんと冬の函館公園