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■vol.308【8月を振り返って、9月以降の対策を検討していきたい】

8月を振り返って、9月以降の対策を検討していきたいと思います。

昨年の9月は(市場がスロット増台へ向かって動く途中の月)でした。P部門の台数シェアが減り、S部門が増えました。

そのような中でS部門は20S5Sともに稼働と売上の上昇が顕著となってきました。6.5号機初期の「Sカバネリ」「S犬夜叉」「Sアクエリオン」「S新鬼武者」など超貢献機種が立て続けにリリースされたことも、その大きな要因となったと思います。

以下は今年の1月~8月の全国稼働データです。

【今年の1月~8月の全国稼働データ】

続いて以下は昨年(2022年)の全国稼働データです。

【昨年(2022年)の全国稼働データ】

で、以下はその【稼働差】

【稼働差】

この【稼働差】から、
・8月の市場の総稼働は今年の方が高い。
・‘高い’の種別内訳は「20S」「5S」と「1P」。

最近、「市場は低単価低射幸トレンドなのでは?」といっている理由は
・8月だけじゃなくて(「1P」「5S」→低単価低射幸の分野)は上昇傾向に。
・タイプ別にみた場合、4P部門減少の中でも「甘海」は上昇、「甘デジ」は微減~維持。
・S部門は「Aタイプ」「RTタイプ」が上昇傾向

つまり、
【現市場の総稼働が高い要因は高単価部門ではなく、実は低単価低射幸の上昇によるもの】
と仮説を立てることができます。そのため、最近のコメントとして
【シニア、海、昼層、1Pなどの低単価低射幸の遊技層のケア=〇〇販売会を実施すること】
が今後の営業展開において重要ではないか、となっています。

営業は(伸びている分野をさらに伸ばす)というセオリーもあります。くわえて前述までの理由から、最近特に
(〇〇販売会の定期的な実施による顧客ロイヤリティアップ→顧客から自店ファンへ)
(来年への種まき=低単価低射幸の遊技層のケア→顧客から自店ファンへ)
を推奨し、しつこ目に繰り返しています。

もう一つ。次のデータは【売上差】です。

【売上差】

20Sの売上があがっているのは数値を見るまでもないくらい、周知の事実です。興味深いのは
・「1P」「5S」売上も昨年より高い(P市場のダウントレンドと言われ続けた中でも)。
・4Pダウントレンドの中でも「甘デジ」「甘海」の売上は昨年より高い。
・「RTタイプ」「30φAタイプ」の売上は昨年より高い。
ということです。この数値も前述の【市場は低単価低射幸トレンドではないか?】という仮説に対しての根拠の一つとなります。

では本日もさっそく行きましょう!
(パチンコ新機種)

(スロット新機種)

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