話しが長い人

『話しが長い人』って題名で書かれている文章って、『原因はコレで』『こういう風にすれば治る』って書かれてることがほとんどで。


この文章は『こういうことだよ』って話してるだけで、『こういう仕組みだよ』って話だけで、『治そうとはしていない』のであしからず。要は『りんごが赤いのはこういうことだよ』って話をするだけで、りんごを『赤以外の色にしようね』とも『話しを短くしようね』とは思ってないです。


無理です。無理でした。治せないし、治ってる人見たことないです。『治らない』です。


話が長い人って本当にずっと話が長い。詐欺師はずっと詐欺する。それは『騙される人』がいるから。騙される人がいなくならないから。転売ヤーも。買う人がいるからずっと転売ヤーは存在する。買う人はいなくならない。話も。聞く人がいなくならない限り話が長い人はずっと話が長い。


治らない。治したい人がいる限り、原因はコレ、治し方はコレ、っていう文章はなくならない。治らない。長い話を聞く人がいるから。長い話を聞く人がいなくならないから。聞く人が相手の長話を助長してる。


逆にね。聞く人がいるからこそ僕は長い話を聞かずにいられる。影で愚痴りながらいつも長話を聞く虫たちがいるおかげで僕は聞かずにいられる。断れる。


長話をする虫っていつも『話を聞いてくれるママ』を探してる。ママはエサ。エサを探してる。ママは逃げない。いつも都合のいい時にそこにいて、都合のいい相づちを打ってくれる。ボクに尊厳があるかのように思わせてくれる。ママの代わりを探してる。誰も相手してくれないから。話を聞いてくれるエサを探してる。だから聞きたくない人はまず嫌われるぐらいのタイミングで急に、不自然に離れていくってことを何回も繰り返さないといけない。聞いてくれる人が居る限り話は長いから。『聞かない人』にならないといけない。


それが難しいんだ( ̄□ ̄;)!!っていう虫とママ役を探してる虫たちの話。長ったるい正義の話を嬉ションしながら話をして、逃げないという忖度をした虫たちがオマエが逃げるからオレが捕まるんだ( ̄□ ̄;)!!オマエも聞かなければならない( ̄□ ̄;)!!って周りに呪いをまき散らすまでがセット。長い話が始まるといずれその話を聞いた虫たちが呪いをまき散らす。


だから虫たちからは嫌われるぐらいにはならないといけない。急に『なるほどーそっかー』っていいながら立ち去るとか。ほんとギャグかな?お笑いをやってるのかな?話の長い相手が『?』って思うようなタイミングで距離をあける、あけ続けるってのをするぐらいじゃないと距離は取れない。最悪、転職、離婚まで視野に入れないと。


しつこく言うけど『聞く人がいる限り話は長い』です。距離を取らないと『呪い』のえじきになります。


しなければならない!アタイは正しい!アンタは間違ってる!迷惑だ!どれも『正論』です。虫たちは『正論という呪い』をまき散らします。


呪いは無視しないといけない。絶対に。絶対に相手にしてはならないです。正論に対して『そういうアンタだって!』と相手にするとほら、あなたも虫の仲間入りです。虫と虫が呪いを掛け合ってそれを離れて見てる人たちに呪いをまき散らし始める。このパターンはよく見かける光景。


ネットみてみたら良くわかる。毎回毎回あちこちで正しさと正しさがぶつかる光景。虫たちは『仕方がないんだ!』って声をそろえます。間違ってる奴がいたから正しい長話をして聞かなきゃ起こる大変なことがイヤだから聞く。この虫と虫はセットです。そして周りに呪いをまき散らすまでがセット。


セット商品。虫たちは言います。アレと今回は違う!ボクには同じ商品にしか見えない。白って200種類あるのは確か。事実。でもそんなのどうでもいい。ボクのしたいこと、できてないこと、お金が足りないこと、時間が足りないことには関係がないから。いずれ関係してくることもあるかも知れないのも事実。でも今は長話聞きたくないから帰る。不自然なタイミングで。嫌われるタイミングで。


事実、正しい、迷惑してる、だいたい呪いのパターンはこの3パターン。


ジャングル。人の数より虫の数の方が圧倒的に多いです。だから人は虫を駆除、もしくは移動を繰り返すからいずれ虫に対応済みな村にたどり着きます。駆除をしない、距離を取らない限り虫はずっと話が長いです。聞いてくれるエサ、ママがいる限りずっとね。


何度も言います。話が長い虫と聞く虫はセットです。呪いをまき散らします。駆除、距離が取れないと正しい呪いにかかり、やりたいことできません。できないことはできないままです。お金も時間も増えません。造るチカラが身に付きません。


話が長いのを治します!と言って稼いでる人以外は距離を取りましょう。自分の時間やお金はどうでもいいという『のんびり屋』さん以外は。


ボクは『のんびり屋』さんでしたので社会に出てからありとあらゆる虫たちに時間とお金を費やしてきてますし、今も虫とよく飲みます。社会に出たころは『この人なんでこんなアホなんだろう?』という風にその人たちの『根元』が好きだったので『おごらせて下さい!』って、または『話を聞いてくれ!』って虫たちに時間とお金を費やしていました。


『虫、男女関係なくだいたい全員同じ』という結果を導いてからは量は減りましたけど今でも好きです。どんなフンコロガシも2時間くらい飲んでるとだいたい『どうしてもフンを転がしてしまう……』『聞いてくれてありがと』『時間大丈夫?』『ありがとう』に収まるのが定番のお笑いみたく、定期的に見たくなってしまう。そして1ヶ月も経たないうちにまた『フンを転がし始める』。


ちなみに最後の『ありがとう』を『ごめんなさい』に変えるだけで、『ありがとう』を発することをせず『ごめんなさい』を発するってことを繰り返すだけでフンコロガシは卒業できます。変に『感謝をすることで自分という人間の清純さを成立させる』この回数を減らして、減らした分だけ『罪を犯した』『相手に悪いことをした』という自覚に変換するだけです。


罪を感謝で補おうとする『悪どい』自分とサヨナラすることです。人はそれができます。虫はできません。だから人を真似します。マネして『潔く謝る』をするんですけど同じ罪を繰り返します。今日も明日もフンを転がします。


だから虫な人には『どうしても転がしてしまうんだから前向きに転がせば?』ってアドバイスします。もうね、虫は治らないです。でも虫たちにも笑ってイキイキして欲しいんです。できるだけみんなハッピーが良い。


声が控えめのセミよりも3日で逝ってしまうんじゃないかってくらい謳歌してるセミが好きです。病んでるセミを見るとせっかくセミに生まれたのに何やってんだ!とも思います。私は転がしません、なんてそっぽ向いてるけど1人でこっそり転がしてるプライド高い虫もきら……いや、それはそれでまたそのフンコロガシの『根元』が知りたくなる、かな?w


虫からはいかにして距離を取るかってことだけに集中すればいい。距離を取れば虫は無害。


どっちかっていうと、長話を聞く、騙される、残業する、転売されたものを買う、それだけならまだいいのに、そのあとに『呪いを撒き散らす虫』のほうが害虫。


話が長い虫って『話しが長いという罪』を自覚してる虫が多い、対して長い話を聞いた虫には罪がない。正しい。真っ白。だからタチが悪い。


改善するところがないから居なくならない。呪いをまき散らすのも正しい。それは呪いではない!というのも正しい。だから繰り返す。聞いて呪い、残って呪い、買って呪い、呪いをまき散らす。


だから、だからこそセット。話しが長い→聞く→撒き散らすはセット。


話しが長くて精神的ダメージを負ってるのはオマエが距離を取らないからだよって話。不自然なタイミング、嫌われる文句を言われるタイミングで構わないから距離を取ればいい、別にそのままでもいいし、距離も別に取らなくていい。ただそういうことだよって話です。


『長くつたない文章を読んでくれてありがとう』『時間大丈夫?』『ありがとう』w

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