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毒親と法廷(“親族関係調整調停”)でバトってみた。その1

というわけで、今回は何と、毒親と法廷バトル(調停)をしてきました!!
どうして、法廷バトルまでに至ってしまったのか、それを書いていきたいと思います。

今回に至るまでの経緯について。

そのきっかけはいくつがあるのですが、主に下の2点が大きいです。

  • 予期せぬ出来事がきっかけで、毒親側に現住所などが漏れてしまったこと。(詳しくは書きませんが、想定外でした…。)

  • すでに怪我や病気で3回入院しているのにもかかわらず、予防接種などのデータが手元にないため、どれをどの時期に打ったのかがわからない。(ちなみに持病の関係で感染症系はほとんど高リスク群に入るため、未だにマスク必須。)

もちろん、情報が漏れた時点で、戸籍の閲覧制限はしているのと、最寄りの警察にも相談済みです。
しかしながら、どちらも要注意人物です。(妹も毒親から逃げる前の発言から想像するに、毒親側に肩を持っているようです。)
そのため、親族や周囲に相談した末に今年の3月に「一度、私の思いともに、住所の削除と母子手帳を局留めで送って欲しい旨を書いて、“もし、これで反応等がない場合、別の手段を取ることとを検討します。”と記載したものを特定記録郵便で送付してそこに自宅があるのかを確認。それで届いたのに4月頃までノーリアクションの場合、5月以降に必要な書類を揃えて、6月頃を目処に調停を起こす」と、決めていました。
…そして、案の定。
実家が今も同じ場所にあることは確認できましたが、手紙自体にはノーリアクションだったので、調停という名の法廷バトルを行うことにしました。

今回私が申し立てたのは、“親族関係調整調停”というもの。
裁判所のホームページを見ると、こういう記載があります。

親族間において,感情的対立や親などの財産の管理に関する紛争等が原因となるなどして親族関係が円満でなくなった場合には,円満な親族関係を回復するための話合いをする場として,家庭裁判所の調停手続を利用することができます。調停手続では,親族関係が円満にいかない原因などについて,当事者双方から事情を聴いたり,必要に応じて資料等を提出してもらうなどして事情をよく把握して,解決案を提示したり,解決のために必要な助言をします。

裁判所ホームページ https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_07_06/index.html

と、書かれています。
まあ、要は身内の喧嘩を調停員を交えて、上手く解決に導くというものです。
ただ、調停の中でもあまり見られないタイプなのですが、「“親族関係調整調停”を行ったという法的な事実ができる」ので、毒親対策の1つとしては有効かと思います。

自分の場合は、

  • 漏れた住所地のデータをすべて消すこと。

  • 母子手帳の引き渡し。

この2点に絞って、申立を行うことにしました。

まず、申立に必要なものとして

  • 1200円分の収入印紙(申立に必要な金額。)

  • 連絡用の郵便切手(これは家裁ごとに金額や必要な切手の額面が違うので、あらかじめ確認しておくことをオススメします。ちなみに東京家裁だと100円が2枚、84円が8枚、10円が14枚、1円が10枚と超細かい指定でしたが、私が申し立てた富山家裁では全然違う組み合わせで金額も全然違いました。)

  • もらった書類一式の中に入っている書類に見本を参考にしながら記入したもの。

    • 申立書4通。(本来なら3通ですが、自分は毒親のどちらにも調停を申し立てたので4通です。)

    • 連絡先等の届出書1通。

    • 進行に関する照会回答書1通。

  • その他、申立人と相手側との関係がわかるものや、申立の証拠となるものなど。(私は毒親の戸籍から自分の分を抜く“抜籍”という手続きをしており、そのため自分の戸籍謄本の他に毒親側の戸籍謄本などを郵送で取り寄せました。ちなみに費用としては送料込みで3000円くらいでしたが、籍を抜いていない場合、もう少し安くなるかもしれません。)

ただ、注意点も多々あります。

  • まず、申立ができる家庭裁判所は相手側(=毒親)の最寄りの家庭裁判所、もしくは家庭裁判所の支部になります。所轄は裁判所のホームページから確認可能ですが、もし申立をされる際には、十分な安全確保をされてください。ちょっと費用はかさみますが、弁護士さんなども使うのも1つの手だと思います。

  • “連絡先等の届出書”なのですが、非開示の届出ができます。が、非開示にできるのが、“連絡先等の届出書”のみです。

  • そのため、それ以外の相手側に知られてほしくない住所地等は、自力で全て黒塗りマスキングするか、“非開示の希望に関する申出書”という書類を別個で書いたうえで、見られたくないところに印として、その部分をマーカーで塗る必要があります

  • また、“非開示の希望に関する申出書”を使う場合は、“非開示の希望に関する申出書”を一番上にしてホッチキスなどで止めて、家裁に提出しなければなりません。

  • また、提出するものはすべて、コピーが必要となります。(書類をもらった東京家裁の人にも念を押されました。) なので、コピーの量が半端なく多くなるため、コンビニのコピー機よりも事務系の何でも屋さん的なところでやると、かなりスムーズに行きます。(自分は上野のKinko'sというお店で、提出する書類のコピーから、備え付けの蛍光マーカーでマーキング、備え付けのホッチキスで止めるまでを全部終わらせました。都内だとKinko'sに限らず、色々なお店があるようなので、参考になると幸いです。)

という訳で、数年ぶりに富山に上陸しました。
そして、家裁に申立の書類を手直しこそあれど、無事に提出完了しました。
そして、第一回調停の日も決まりました。
遠隔地ということもあって、電話での調停になりました。

続きはまた今度書きます。
では!

オマケ
写真を撮り忘れましたが、とろろ昆布のおにぎりを食べて、ポケGOに励んできました。

富岩運河のポケフタはマーイーカ。金色でもマーイーカ(コラ)
呉羽のポケフタはアブソル。変な場所にあって探すのに苦労しました笑
富山城のポケフタ。キュワワーもレディバもいないので、代わりに当時相棒にしていたトゲキッス。
晩ごはん。奥にあるのが富山特有の渦巻きかまぼこ。富山感皆無ですが、翌日の朝食で富山の食を堪能してきました。

たくさんのギフトを回収して帰宅しました。
いつもお世話になっているフレンドさんに配ったところ喜んてもらえてよかったです。

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