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味見のタイミングで料理のクオリティーが上がる。

プロの料理人は味見のタイミングが早い。

なんでかって?
食材=生き物だから。

食材は鮮度や産地、個体によって味に差が出るんです。
例えば米。

玄米?発芽玄米?もち米?
コシヒカリ、あきたこまち、ササニシキ?
新潟なのか北海道なのか、秋田なのか?
新米か古米か、ブレンド?無洗米?

米だけでなく、魚、肉、野菜、果物なんかはかなり差があるんです。

で、それを見分ける、味分けできるかが大切。


アマチュアの料理好きな方は、レシピに忠実なことが多く
食材の状態によって調理を変えたりはあんまりしない。(できない)

けども、プロはそこに気を使う。
むしろ、そこに気を使えるからプロ。

まず、食材の時点での味見をする。
ここでその日のその食材の状態をしっかり把握する

今日は甘いな、水分多いな、少し臭みがあるな、柔らかいな、とかとか。
んで、それをベースに

じゃあ、塩増やす、火入れ少し長く、今日は揚げてみるか、これと組み合わせよう。
みたいな対応ができるんです。


これだけじゃなくて、料理中も、かなり味をチェックします。

同じ食材はこの世に二つと無いから。

前回大丈夫だったし良いっしょ!
では無く、食材は毎回変化するから気を使わねば!
ってさ。

そうしてやる事で、ドンピシャな火入れや、味付け、調理ができるわけです。

プロの料理に近づけるには、そんなちょっとした心遣いとテクニックが必要かもしれません。
是非とも!


いつもありがとうございます。 どこまでも美味しい料理の為に使わせてもらいます、ありがとう。