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20180326社説から見る現代日本

おはようございます。
本日は産経以外の四紙で自民党の党大会について取り上げています。

安倍一強と言われて久しいですが、森友学園問題に端を発し、今までにない逆風が生じました。

党大会では、憲法改正案が出されましたが、連立を組む公明党からも距離を取り、自民党内からも異論が出ている状態です。

以下、各紙社説からの引用です。

日経:「憲法が国家の重要な指針であることは否定しない。とはいえ、国民には日々の生活の方がよほど切実だろう。安倍首相には昨年の衆院選で「経済第一」と訴えたことを思い出し、まずはそこに全力を傾注してもらいたい。」

読売:「首相が連続3選を目指すとみられる9月の自民党総裁選の動向が注目されている。石破茂・元幹事長が立候補に意欲を示し、野田総務相も出馬を模索する。岸田政調会長についても、岸田派内に主戦論がある。2019年の統一地方選、参院選に向け、だれが「選挙の顔」にふさわしいかも意識されよう。」

毎日:「党大会を機に国会の改憲論議に弾みをつけたいと思ったのだろう。だが、その前提条件となる与野党の信頼関係はもはや失われている。公文書改ざんに反発した野党が改憲論議に入れる状況にはない。客観的な政治情勢と、改憲を急ぐ首相の認識とのギャップは開くばかりだ。」

朝日:「何より改憲は、国民多数の賛成がなければ成立しない。大事なのは国会議員の数ではなく、幅広い国民の合意である。それでも改憲を急ぐのか。信頼回復を優先するのか。政権党は岐路に立っている。」

<社説一覧>
日経:自民改憲案は国民の支持を得られるか/手術支援ロボの普及に工夫を
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:自民党大会 国民の信をどう取り戻すか/新型出生前検査 丁寧な情報提供が大前提だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:元韓国大統領逮捕 「またか」で済ませられぬ/リニア談合起訴 社会的な存在といえるか
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:大統領経験者の逮捕 問われる韓国の政治文化/自民党大会と安倍首相 政権党の自省が足りない
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:森林経営管理 課題の検討を丁寧に/自民党大会 岐路に立つ「1強」政治
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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