20171127社説から見る現代日本
遅くなりましたが、備忘録という意味も込めて。
本日のオススメは産経の「ロヒンギャ問題 民主化前進への試金石だ」です。
同問題は他人事の問題ではなく、日本国として対応に誤れば、アジア及び国際社会におけるプレゼンスに大きな毀損を与えかねない重大な問題であることを改めて認識したいと思っています。
以下、産経社説からの引用です。
「分かりにくいのは日本の態度だ。人権問題を扱う国連総会第3委員会で、ミャンマーに武力行使の停止などを求める決議を採択したが、これを棄権した。
河野太郎外相は、問題解決にリーダーシップを取る意欲を示している。どのような立場で臨むのかもっと説明してほしい。
ミャンマーは軍事政権下での欧米の制裁で、過度の中国頼みとなった。そのことへの危機感も民主化に転じた一因だったはずだ。
同じく人権侵害を問題視される国が、中国の接近を安易に受け入れる状況にも警戒を要する。」
<社説一覧>
日経:減反廃止を機にコメの競争力を高めよ/賃金改革と残業削減を着実に
http://www.nikkei.com/news/editorial/
読売:TPP大綱改定 足踏み許されぬ/「量子」計算機 日本発の技術を磨き上げたい
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
産経:社会保障改革 「俯瞰の目」で全体像描け/ロヒンギャ問題 民主化前進への試金石だ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html
毎日:危機の社会保障 「働けど貧しい」 支える側がやせ細っていく/危機の社会保障 迫る超高齢化 長期展望を欠く政治の罪
https://mainichi.jp/editorial/
朝日:大学改革 目先の利益傾く危うさ/JR北海道 国と道が議論主導
http://www.asahi.com/news/editorial.html
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