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20171029社説から見る現代日本

おはようございます。東京は台風の影響による豪雨の朝を迎えています。

先週も台風による暴風雨の被害がありました。先週の雨を含んだ土地に今回の豪雨が重なることで、土砂災害の引き金にならないことを祈るばかりです。

衆院選や中国共産党大会も一段落しましたので、各紙ほぼバラバラの社説展開となっています。

その中で産経と毎日の二紙が「読書の秋」を取り上げています。

本日のオススメは産経の「街の書店 「伴侶」に出会う季節です」を。

社説内に、ふと手に取った本が思いがけない出会いとなるとありましたが、筆者自身も昨日電車内で読み始めた重松清著『疾走』に思いがけずのめり込んで読んでいる秋です。

以下、産経社説からの引用です。

「ネット購入や電子書籍にも多くの利点があり、それらを活用して読書にいそしむのは大いに結構なことではある。その一方で、目当ての本を探すだけでなく書棚のあちこちに目を遊ばせるのを至福の時間としてきた世代には、街の本屋さんが次々と姿を消していく現状は寂しい限りである。

(中略)

キーンさん(筆者注:文化勲章受章者のドナルド・キーンさん)が日本文学の研究を志すきっかけとなったのは、18歳のときにニューヨークの書店でたまたま、値段の安いのにひかれて英訳の『源氏物語』を買ったことだったという。

今年の読書週間の標語は「本に恋する季節です!」だ。本が恋人だとすれば、書店は恋人との、それもキーンさんのように一生の伴侶となるかもしれない恋人との、出会いをとりもってくれる仲人といっても過言ではない。」

<社説一覧>
日経:米IT企業の決算が示す株高持続の条件/福島復興へ汚染土の処理急げ
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:いじめ10万件増 兆候の早期発見で深刻化防げ/モーターショー 電気自動車は未来をひらくか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:韓国教授に有罪 言論を封じる不当判決だ/街の書店 「伴侶」に出会う季節です
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:衆院選後の国会 首相の謙虚さが試される/第71回読書週間 本との出合いを広げたい
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:指導死 教室を地獄にしない/がん基本計画 めざす目標をはっきり
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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