20180105社説から見る現代日本

おはようございます。

本日のオススメは毎日新聞の「北朝鮮が五輪で揺さぶり　文政権は意図を見誤るな」です。

2月9日に韓国平昌（ピョンチャン）で開幕が予定されている冬季オリンピックを巡って、朝鮮半島情勢は動きを見せています。

国家ぐるみのドーピングによってロシアが除外された平和の祭典。

まだ開幕まで一月先ですが、政治的思惑を抜きにはできないことでしょう。

以下、毎日社説からの引用です。

「国際的孤立を打破するために平和の祭典を利用する。北朝鮮のそんな思惑が透けて見える。

（中略）

金委員長は五輪成功を「心から願う」と語り、南北関係改善への意欲を強調した。一方で、米国に対しては米本土を核攻撃できると主張して敵対姿勢を示した。

読み取れるのは、同盟関係にある米韓の離間を図ることで自らの立場を有利にしようとする計算である。北朝鮮はこれまでも同様の試みを繰り返してきた。

（中略）

北朝鮮の意図を冷徹に見極め、日米と緊密に協議しながら対話に臨むことが必要だ。両国との連携は、北朝鮮と交渉する韓国の立場を強めるものである。」

＜社説一覧＞
日経：改憲論議は現実的な課題に即して
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売：安倍内閣６年目　長期目標掲げて政策で結果を
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経：安全保障　「積極防衛」へ転換を急げ　北朝鮮の核危機は重大局面に
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日：北朝鮮が五輪で揺さぶり　文政権は意図を見誤るな／安倍首相が年頭会見　「宿題」に取り組む一年に
https://mainichi.jp/editorial/

朝日：南北朝鮮対話　日米と共に事態打開を／相撲協会　一件落着とはいかない
http://www.asahi.com/news/editorial.html